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《定例区議会》 30人学級・目黒中央中学校について一般質問をします (21日)
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《定例区議会・21日》
30人学級・目黒中央中学校について一般質問をします
21日より、第2回定例区議会が始まります。初日、私は30人学級と、第2・第5・第6中学校の統合による新校、目黒中央中学校について一般質問を行います。主な内容は、次の通りです。
【一日も早く東京で30人学級を!】
少人数学級の教育的効果として、「不登校が減った」「基礎学力が上がった」などが明らかになり、30人学級を含む少人数学級が、香川県と東京都を除くすべての自治体で実施されています。
少人数学級が全国的な流れになる中で、中央教育審議会の義務教育特別部会も文部科学省に少人数学級実現に向けた検討を行うように要請しました。これを受けて文部科学省も、「教職員配置のあり方に関する調査会議」を設け、検討を始めています。
東京都には、毎年多くの保護者、学校関係者からの「30人学級を実施してほしい」と100万人を超す署名が提出されていますが、東京でも一日も早く30人学級を実施するように、目黒区として働きかけること。
【教科教室・教科センター方式の目黒中央中学校について】
目黒中央中学校の基本構想(案)が発表されました。新校を整備するにあたって、次の3点について質問します。
1、30人学級の実施に対応できる施設に整備すること。
2、新校は、コンピューターや図書館機能を持つラーニングセンターを整備し、学校生活の中心に位置づけるとしています。こうした位置づけであるのなら、より有効に機能を活用するために、図書館に専門の司書を配置させること。
3、新校は、他の学校とは異なり、教科教室を活用した運営が行われるということです。教科教室とは、従来の音楽室、美術室などの専科教室だけにとどまらず、数学、国語、英語などの各教科の教室も設け、子どもたちは、時間割にそって教室を移動するというものです。
クラスの教室は、ホームベースと呼ばれ、ロッカーやテーブルが配置され(従来の教室よりは小さい)朝、夕のホームルームなどは、ここで行われます。
全国でもこうした取り組みの学校が誕生しています。この方式を導入するにあたっては、生徒の自立性や自主性の確立が必要で、それを土台に学力の向上など効果があがった例がある一方、それが出来なかった所では、学校の崩壊が進む要素があり、全国では半数が失敗しているということです。
また、学級集団の意識も希薄になる傾向もあり、それを補うための努力と生徒指導が大切となります。新校を整備するにあたって、どんな学校につくっていくのか、教師の中で徹底した論議をすること。教科教室の運営などについて、教師による視察や調査、論議の場と時間を保障すること。
地域福祉コミュニティづくりの提案 森美彦議員が一般質問をします(22日)
高齢者の増加、介護保険の改悪により介護給付の対象から除外される高齢者など、地域の中で、自立を支える新たな福祉コミュニティつくりが求められています。以下3点を問います。
1、公衆浴場の活用を、全国では、健康つくりの拠点として銭湯を活用し、健康教室など様々な取り組みが行われています。目黒区でも、年々減少しつつある銭湯を活用し行うこと。
2、住区で十分活用されていないスペースを、関係者の声を聞きながら地域福祉事業の展開の場として位置づけ有効な活用を図ること。
3、老人いこいの家を活用し、食事会を含め施設を最大限に活用した取り組みを図ること。
子どもの教育に最善の教科書を
《教科書の展示会が行われています》
子どもたちの使う教科書は、4年に一度入れ替わります。今年が中学教科書のその年にあたります。
4月、国の検定合格となった各社の教科書が公表されました。実際の歴史とはかけ離れ「日本の戦争は正しかった」と教え込む、「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーが執筆した扶桑社の歴史・公民の教科書も合格となりました。
これから各地域で採択手続きに入り、使用する教科書を決定し、来年4月からは決定された教科書が使われます。採択は教育委員会が行いますが、採択にあたっては現場の教師の声をきちんと反映させるべきだと思います。現在全教科書が守屋教育会館と総合庁舎1階で展示されていますが、誰もが見ることができ、意見を提出することが出来ます。
侵略戦争を肯定し、平和と民主主義に反する教科書を子どもたちに与えることは出来ません。多くの声をあげていきましょう。
【教科書展示会場】
◆守屋教育会館・・・6月6日(月)〜7月2日(土)日曜除く午前9時〜午後5時
◆総合庁舎一階・・・期間は同じですが、土・日除く午前8時半〜午後5時
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