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教科教室方式の港区立六本木中学を見学(5/27)日本共産党目黒区議団
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教科教室方式の港区立六本木中学を見学(5/27)日本共産党目黒区議団
区政報告前号でお知らせしたように、第2・5・6中学統合新校は、区内の他の学校と異なり、教科教室方式(従来の理科室、美術室、技術室などに加え、国語・数学・社会・英語などの各教科室が設けられ、子どもたちは、各クラス単位で時間割にそって各教科室を移動する)で運営するというものです。
全国的にもまだ例は少なく27日、日本共産党目黒区議団は、教科教室方式を取り入れている港区立六本木中学校を見学しました。
【教室・職員室もガラス越し全クラス一斉に構内を移動】
六本木中学校は、二つの学校が統合され誕生しました。隣には、六本木ヒルズがそびえ立つ大都会の真ん中の中学校で、新校舎は2000年に完成したばかりです。
各学年3学級で全校生徒は約200人、小規模校としてスタートしたものの、学校選択制によって生徒の希望が増え、現状で満杯状態とのこと。
ホームベースと呼ぶ小さなスペースにロッカーがあり、そこに各自の荷物をしまい、隣にある教科の教室でホームルームを行い、その後は時間割にそって、各教科室に全学年一斉に移動。(始業時のチャイムは一切なし、時間を見て子ども自身が判断)教室・職員室の壁はガラス張りで、室内がよく見え開放的です。
【自由に出入りできる室内】
従来の廊下を広げた場所がフリースペースと呼ばれ、そこにテーブルが配置され一つのコーナーになっています。
理科室と調理室が施錠されている以外は出入りが自由で、休み時間、子どもたちは自由にどこの室内にも入れます。学校全体、異年齢のふれあいを重視。給食は地下1階のランチルームと4階のホールで行います。
【どのような学校をつくっていくのか 学校のあり方を論議】
こうした新しい学校運営は、教師にとっても従来の形から切り替えていくのは大変だということでした。子どもたちをどのように育てていくのか、そのために学校施設をどのように活用していくのかなど、学校のあり方、教育理念を教師集団のなかできちんと話し合いを行い、一致させた中で、教科教室方式という方法が生かされていくのではないかと思いました。
臨時区議会が開かれ新しい役職が決まりました(5月24日)
●野沢まり子
幹事長、生活福祉委員会(委員長)、議会運営委員会、行財政改革・自治権拡充調査特別委員会、地域福祉審議会など
●沢井正代
都市環境委員会、再開発・街づくり調査特別委員会(委員長)、目黒区情報公開・個人情報保護審議会など
●森 美彦
区議団長、文教・子ども委員会(副委員長)、再開発・街づくり調査特別委員会、都市計画審議会など
●石川恭子
生活福祉委員会、行財政改革・自治権拡充調査特別委員会、住宅政策審議会など
●岩崎ふみひろ
副幹事長、企画総務委員会、議会運営委員会、環境整備対策調査特別委員会、廃棄物減量等推進審議会など
・区議会議長…宮沢信男(自民)
・副議長…つづき秀行(目黒区民会議)
◆◆◆弱い者いじめの石原都政!◆◆◆
先日、共産党の事務所に「毎年出ていた、年2回の見舞金が無くなるという通知が来たがどうしてか」との質問の電話が来ました。これは東京都が、昨年まで生活保護世帯に支給していた夏と冬の「見舞金」数千円を、今年度から廃止するためです。そして都はこれに代わり、自立支援の名の下で、就職、面接の時に必要なスーツ代やボランティア講座の受講などには、上限を設けて支給するというのですが、この新制度では、生活保護を受けている方々の大多数は自立支援の給付を受けられません。石原都政の下での、まさに福祉切り捨て、弱い者のいじめの一例です。従って区内では3560世帯がこの見舞金を受けていましたが廃止。「少ない生活保護費の中で、毎月の生活はきちきち状態。わずか数千円の見舞金でも、普段買えない下着を買っていたのにそれも出来ない」と、ある方がそっと教えてくれました。日本の社会保障はいったいどうなっているのか。怒りが沸いてくる日々です。
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