 |
|
|
 |
子育て支援
産後支援ヘルパー派遣が開始（目黒区）
|
数字が語る福祉切り捨て東京都政！
他の自治体が福祉予算を増やす中、石原都政の下でシルバーパスの完全有料化、寝たきり高齢者への福祉手当の廃止、老人医療費助成（マル福）の縮小が行なわれ、再来年にはマル福廃止の動きです。
福祉などの補助金百種類以上が減らされ、特養ホームでは、「シーツの取替え回数を減らした」「クリスマス会や旅行会を減らした」などが起こっています。
その一方で、「都市再生」の名の下でバブル前の２倍の規模の１兆円が、公共事業に投じられています。
下の表で明らかなように自治体の役割である、「住民の福祉の増進」を投げ捨て、都民の福祉・くらしを守るより、大型幹線道路や超高層ビルなど大型開発を中心とした関係経費が多くなっています。
【予算の５％の組み替えでくらし・福祉の充実が可能】
都の一般会計予算は６兆円ですが、その５％を組み替えるだけ（都市整備費や土木費など無駄なものを替えるだけ）で、くらしや福祉を守ることができるのです。
日本共産党は、予算議会で上記の内容の組み換え案を提案しましたが、自民・公明・民主・生活者ネットは反対しました。
子育て支援
産後支援ヘルパー派遣開始（目黒区）
目黒区は、子育て支援策として、産婦が体力を回復する間、家事の援助・育児など必要とする家庭にヘルパーを派遣する産後支援ヘルパー派遣を、４月から開始しました。その実施状況が生活福祉委員会で報告されました。
【２週間余りで２０件の申請】
４月１日の開始から、わずか２週間あまりで２０件もの申請があり、新生児の兄姉の面倒を見てほしいという内容が多いとの事でした。すでに１件は実施されており、区が予想していた年間６０件〜７０件をはるかに上回りそうです。
核家族化が進む中、実家の親に援助してもらえないなど様々な理由で、産後１人で子育てをしなければならない場合、心も体も疲れてしまうことが多いのですが、こうした時にヘルパー派遣制度があると新米ママは心強いと思います。わたしの産後の場合は、夫や親族の助っ人がいましたが、反対に以前知人宅に助っ人として出かけたことがあります。目黒区は全国でも最低の出生率ですが、だからこそ安心して子育てできる環境づくりが大切だと思います。
【産後支援ヘルパーは】
●対象者……出産３カ月以内（状況に応じて出産前も）
新生児・その兄姉の世話をする人がいない人です。
●申し込み方法……利用日の１カ月前から１４日前までに申請書を区へ提出します。
（詳細は区役所、子育て支援課へ）
●利用機関……利用日から３カ月以内、１日３時間以下で最長４２時間まで
●費用……１時間５００円（生活保護世帯、住民税非課税世帯は無料です）
＊＊＊＊＊ニュースを聞いて＊＊＊＊＊
心待ちにしていたゴールデンウィーク直前、多くの犠牲者を出した脱線事故。その後から、ぞろぞろと出てくるＪＲ西日本の内部の実態。秒単位で管理される運転手の労働実態に唖然とさせられた。一流と言われる企業の中で働く者の、すさまじい労働条件。今まで一番安全と思って乗っていた電車の裏側を知り、ゾッとしたのは私ばかりではないはず。
いま目黒区では、指定管理者制度により公の施設の運営を「効率性」と「住民サービスの向上」をかかげ、民間企業に代行させようとしているが、効率性の下で本当に施設を利用している人のサービス、福祉施設などの利用者の人権が守れるのか。「稼ぐ」を第１位に掲げ安全を後方に置いたＪＲ西日本のニュースを見ながら、目黒区に重ね合わせ思いにふけった。
|
|
|
|
|
|
|
