 |
|
|
 |
「全世代型社会保障」ってなぁ〜に？
|
「全世代型社会保障」ってなぁ〜に？
……………………………………………………………………………………………………………………………………………
「全世代型社会保障」という言葉をよく聞きます。現在、定例議会が開催されていますが、区長の所信表明の中にもこの言葉が出てきます。全世代型社会保障は、私たちの暮らしにどのように影響するのでしょうか？
……………………………………………………………………………………………………………………………………………
【検討会議を発足】
昨年政府は、少子高齢化時代に対応する社会制度の改革を検討するとして「全世代型社会保障検討会議」を設置しました。議長は、安倍首相です。
会議では、年金、医療、労働、介護など社会保障全般にわたる「持続可能な改革」を検討するというもので、今年の夏頃には最終報告をとりまとめるとしています。
この会議の構成員は、肝心の労働界の代表や医療・介護の現場や受給者の代表は、誰一人参加していません。国民の立場から離れた、経団連や経済同友会の代表や財界人、政府内の関係審議会会長などです。
さらに会議は非公開で、事後の概要説明で官僚以外の発言者の氏名は伏せられました。その後、メンバー自身の発言がニュースになりました。
【社会保障「解体」会議】
全日本民主医療機関連合会の事務局次長は、この会議の最大の目的は「給付と負担」の抜本的な見直しで、社会保障の「解体」検討会議と指摘します。
「全世代型」という言い方には、「給付は高齢者中心、負担は現役世代中心」として世代間の対立をあおりながら、全ての世代に痛みを押しつけていくと言います。
【全世代切り捨て！】
検討会議では、今後、全世代型の負担増と給付削減を進めようとしています。
区内の８０代高齢者は、医療費と介護費で月額３０万円暮らしが大変と訴えます。また、別の高齢者は、妻が入院し月額入院費が３０万円かかったと嘆きます。こうしたケースは、希なケースではありません。さらに大きな負担をかけようとしているのが、全世代型社会保障です。
日本共産党は、今やることは、消費税を５％に減税し景気の回復をはかること。社会保障切り捨てをやめ、充実に切り替えること。財源は、富裕層と大企業優遇の不公平税制をただし、応分の負担を求めること。
税金の無駄遣いを止めることを提起しています。
＋…＋…＋…＋…＋…＋…＋…＋…＋…＋…＋…＋…＋…＋…＋…＋…＋…＋…＋…＋…＋…＋…＋…＋…＋…＋…＋
|
|
|
|
|
|
|
