|
■(財政)2017年度決算 積立金も黒字額も史上最高!
|
緊急財政対策で削減した暮らしの予算を復元せよ
緊急財政対策の中で区民に負担が押し付けられた高齢者・障害者・保育園児のおむつ代補助の削減。
区立保育園では、登園するときに布おむつに取り替え、保育中はすべて無料で布おむつを保護者負担なしでサービスしてきました。それを、保育中の紙おむつを自己負担に変えてしまい、その上、汚れた紙おむつは保護者が自宅に持ち帰って処分することになりました。自宅までの途中で買い物するときにも、汚れたオムツと一緒に食料品などの買い物を余儀なくされた保護者から、保育園でオムツの処理をしてほしいと要求する声が広がってきたのは当然です。こうした中で、目黒区は、2018年7月17日から区立保育園の汚れオムツ処理を委託業者に廃棄させることにしました。年間予算は300万円です。
しかしながら、オムツの自己負担が無料の元に戻ったわけではありません。
区財政が赤字になると言う、あり得ない想定で、区民への脅しにも似たキャンペーンを行い、180億円もの暮らしの予算を削減したのです。おむつ代補助の削減は、180億円のホンの一端にすぎません。
緊急財政対策に賛成してきた区議会議員が、もし、この度の汚れオムツの持ち帰りをご自分の実績であるかのように宣伝するなら、自分で火をつけて火事にしてその火を消したのは私ですと宣伝する「マッチポンプ」と言わざるを得ません。
2017年度決算の一部が公表されました。特別区税は史上2位、黒字額は史上1位、区民の暮らし福祉を削って貯め込んだ積立金は史上最高額になりました。
|
|