森美彦 日本共産党目黒区議会議員 葉っぱ
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区政資料室

(財政)「財政難」キャンペーンを斬る(6)



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荒川は目黒よりも財政力は低い
目黒区の5位の財政力を暮らしに生かすことが必要。
 目黒区は、本当に財政危機なのでしょうか。2011年11月15日号の区報には、「区財政は健全な状況にある」と書いている通り、総務省の全国自治体の財政健全化判断指標によれば、赤字か黒字か、借金は大丈夫か、など重要な自治体財政の指標から見て、健全な状況にあると言えます。
 目黒区は23区で5番目に財政力指数が高く、この財政力は30年以上も5位のままです。しかも、23区の財背力は全国1700自治体をマラソンランナーに例えると、常に先頭集団を走っているのが23区です。その5位なのですから、最後尾を走っている「夕張市のようになる」という宣伝がいかに根拠のないものであるかは明白です。
 このことを私が議会で指摘すると、全国的な財政指標は都市部では通用しない。都市部は状況が違う、というのです。その根拠は、荒川の区税収入が3で、目黒の区税収入が7だとしても、都区財政調整で調整税が、荒川7に対し目黒3と調整されるので結局財政状況は同様となる、というのが区の主張です。
 そこで、都区財政調整の実際の額を比較してみました。すると、目黒区の方が荒川の一般財源よりも多いことがわかりました。つまり調整しきれていない。つまり、目黒区の方が一般財源は豊かにあるということです。
 この23区5位の財政力を暮らし福祉最優先に使うことこそ大事です。

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