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■黒っぽい景観 青葉台３丁目超高層工事
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| 威圧感のある外壁の一部を露出させながら建築が進む青葉台３丁目の超高層ビル |
国道２４６号線沿いで建築中の、住友不動産の青葉台３丁目超高層ビルの工事が進んでいます。最終的には１４４．５メートルになり、地盤面の高さから見て、大橋再開発の１-1棟１５９メートルに近い高さになります。
景観がどうなるのか、とんでもないことに、超高層でありながら、深緑や濃紺を基調とした外装が一部見えてきました。中目黒駅前の１６５メートルビルの色が、ＧＴの白を基調としたのと違いオレンジ系で景観が悪いと不評も聞こえてきますが、青葉台３丁目の超高層は威圧感のあるものです。
住民運動では、「外壁の色がこんなに濃い色だと威圧感がするのではないか」と要望しても、「濃い色は、壁面の一部だけ」といって、聞く耳を持たない状況がありました。規制緩和の風潮の絶頂期でもあり、なんでもありの世界が創出されてきたことも、住民運動にとって痛手でした。
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| かつての日産生命本社の景観 左は、総合設計制度により容積率をアップさせた高さ６０ｍのソプラタワーマンション |
最近になって、規制緩和路線に批判が広がり、下目黒２丁目の万有製薬�蠕彙呂縫皀螢皀箸�総合設計制度を使った８０メートル級超高層ビル計画が東京都建築審査会によって不許可とされたことは、画期的な住民運動の勝利といえます。
地元の住民の皆さんの団結と共産党の岩崎区議、植木都議（中野選出）の支援もありました。また、背景として、目黒区住環境プロジェクトの一環として進めてきた絶対高さ規制の施行を１１月に控えた「駆け込み」との批判の広がりもありました。
さらに、この絶対高さ規制を実現する上で、大きなの役割を果たしたのが、まさに、青葉台３丁目計画に対する住民運動でした。区議会への陳情が全会派一致で採択された事も大きな力となりました。いま、青葉台３丁目計画に関わり違法性を訴えさし止めを迫る訴訟も行われています。
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| 青葉台３丁目計画の完成パース |
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