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■609号 暮らしの声が行政動かす
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1月7日、2019年度予算原案の全議員説明会が行われました。
区政動かす
待機児解消、児童館・学童保育の増設、特養ホーム増設、全校体育館へのエアコン設置などで区政を動かし始めました。
今年度末、財政調整基金の残高205億円に上る見込みであり、学校給食費、国保料子どもの均等割、高齢者家賃などの負担軽減で暮らしを応援する財源は十分あります。
待機児ゼロ
待機児ゼロ実現へ保育園の増設の大詰めの新年度、私立認可保育所17園1019人の定員拡大で文字通り待機児ゼロをめざすことになりました。
4年前から、待機児率全国ワースト1位が3年続き、保護者から涙の訴えが続いてきましたが、区民の世論と運動の力で、2018年度16園1022人の定員を拡大させ、新年度ゼロを展望できるところまで遅れを挽回させつつあります。
しかし、保育の質の問題は今後の課題です。
学童保育増設
学童保育の子ども置き去りの詰め込み主義を批判し、必要に応じた増設を求め続けてきましたが、新年度も増設のための予算計上が進められています。しかし、公設公営から民間委託化など保育の質の悪化は問題です。
特養ホーム増設
特養ホームの待機者は、現在約800人に上り増設を切望している介護家族とともに声高に運動し続け、とうとう実施計画に区内3カ所346人分の増設計画を実現することができました。新年度予算でその関連経費が計上されます。
2000年に介護保険が導入されて以来、共産党は、23区で目黒区だけが特養ホームを1つも増設していないことを粘り強く追及してきました。
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