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■602号 豪雨災害から命守る
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危険水位
8月27日の集中豪雨によって、目黒川の水位は、青葉台局で、危険水位となる護岸天端よりマイナス1mを超え、マイナス0・78mまで水位が上昇しました。大へんに危険な状況でした。
大谷石が崩落
主な被害状況は、自由が丘駅駐輪場が冠水、別所坂の大谷石が崩落しました。また、呑川水域を中心に12件の浸水がありました。雨量は、20時から21時までに、最大時間雨量で宮前局は73ミリ、世田谷局で76ミリまで降りました。
観測史上最大
西日本豪雨災害は、多くの命を奪い、豪雨のおそろしさを知らされました。7月の月降水量平年値の2〜4倍となる観測史上第1位となりました。
水害マップ
目黒区の水害ハザードマップがホームページに掲載されています。また、がけ周辺では、台風や大雨などで地盤が緩みます。目黒川を中心に土砂災害警戒区域が25カ所、特別警戒区域が19カ所指定されました。
土砂災害
先日、駒場1丁目在住の方から、「土砂災害警戒区域に入っているので、説明会に行ったが、うちの崖は大丈夫だろうか心配」という声を聴き、区や国から状況の調査を進めているとことです。
75ミリ対策
8月10日、都下水道局から都の豪雨対策基本方針と暗渠・遊歩道になっている蛇崩川の下に増強幹線を整備する事業について聞きました。時間75ミリ降雨に対応する下水道の整備工事です。着工は5年後と聞き、早く完成させるよう訴えました。25mプールほどの面積の立坑用地を見つけたいと言っています。
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