森美彦 日本共産党目黒区議会議員 葉っぱ
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森美彦のモリモリ区政報告

573号 政治変革へ展望の年



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新春にあたり

 あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。
 国政でも区政でも日本共産党の躍進がつづいています。政治変革に向けたみなさまのお力添えに心から感謝申し上げます。今年も健康第1でいきましょう。

怒りの民意

 TPP、カジノ、年金カット、戦争法・・・安倍政権の民意を無視した強権政治は、国民的な怒りを広げています。
 今年は、衆院の早期解散・総選挙もあるかもしれません。安倍政権に代わる野党連合政権実現の展望も生まれています。

都政改革の年

 7月に都議会議員選挙が行われます。「小池知事」対「都議会自民党」の対決構図が現実味を持ってきています。

都民の立場で

 豊洲問題、オリンピック問題、待機児解消、都議会改革、政治とカネ、どの問題でも一貫して都民の立場でがんばってきたのが日本共産党都議団です。

沖縄のように

 また、オスプレイの横田基地配備の問題でも都政が沖縄県政のように毅然と反対すべきです。目黒区上空をオスプレイが飛び交う日が来ることを絶対に許すわけにはいきません。
 目黒区は、豊洲移転を推進してきた自民2人と公明が3議席を独占しています。

都議との連携

かつて、目黒区選出の都議会議員がいた時には、大橋ジャンクション反対の運動を都議と連携して取り組むことができ、ルートを変更する都市計画変更や覆蓋化など環境対策で多くの実績を上げることができました。

共産党の都議が不在

 ところが、目黒選出の日本共産党の都議会議員がいなくなり、大橋再開発で190億円の都有地を19億円でダンピングした問題では、都議会での追及に課題を残しました。

公害対策でも

 青葉台3丁目の住友不動産の超高層ビル建築問題の風害対策では地域住民のみなさんと現在進行形で取組んでいますが、住友側との交渉には、都の建築指導課が所管であるため、世田谷選出の都議に頼んで同席してもらっており、何としても地元目黒の都議会議員がいてほしいと痛感しています。

JR跡地問題でも

 都区が半分づつ共有していたJR跡地を民間に売却してしまった問題でも、特養ホームも保育園も深刻なほど不足しているのに貴重な土地をなぜ売りとばしたのかと怒りが広がりましたが、目黒選出のわが党の都議会議員がいたら情勢を変えられたかもしれません。

都政問題は区内に無数にある

目黒区内の都政問題は、無数にあります。目黒通りも駒沢通も環6も環7も都道です。
目黒川は都の河川。上下水道も消防も警察も・・・挙げればきりがありません。区内の都政の問題で区民のみなさんの相談を受けるたびに目黒にわが党の都議がいたらどんなに要求実現が図られるかと残念でなりません。

羽田低空飛行計画問題

 羽田空港の国際線発着増便による都心低空飛行問題については、2020年の東京五輪までに羽田の国際競争力を強化することが背景ですが、羽田への一極集中ではなく、成田空港などとの分担を進める方向で考えるべきです。首都圏で空路設定の支障になっている米軍管制下の広大な「横田空域」も、返還に向け米国と交渉が必要です。

反対する目黒住民の会結成

 この間、目黒区内の住民運動が広がっています。500m上空を通過する三田地域の方々を中心に低空飛行計画を撤回させるための全区的な組織が結成されました。その会は「街を飛行ルートにしないで@目黒の会」と名付けられました。1月18日(水)午後6時半から三田防災センターで会合を行い具体的な行動について決めていくとしています。

深刻な住宅問題

 暮れの12月26日、生活相談を受けた方とともに、住宅課で家賃助成と区営住宅について、高齢者福祉課では高齢福祉住宅について、窓口相談に同行しました。ご夫婦の年金月額が13万円。家賃68000円の民間賃貸住宅に住んでいます。

肩を落とす人をなくしたい

 3年前からの高齢者居住継続家賃助成(家賃の2割)を月13000円受けていますが、6年間限定なのであと3年で打切りです。それまでに区営住宅に当選できるか不安です。貯金が少なくなってきて不安が募り、生活相談となりました。このご夫婦は、二人とも70歳代なので、抽選番号が7つもらえ当選率が7倍になりますが、2人世帯用の空き室募集は、26年度と28年度は募集ゼロでした。29年度は未定です。募集があっても25年度46倍、27年度は17倍から55倍。さらに、高齢福祉住宅の条件7つのうち3つしか該当せず1つ不足で応募資格が得られません。「気持が疲れた」とがっくり肩を落として区役所を後にしました。

意見書の提出を

 住宅マスタープランの改定に向け住宅政策審議会から答申の「中間のまとめ」に対する意見募集が1月12日から2月1日まで行われます。多くの区民が住宅問題で困っているのは、住宅が足りないことが根本です。民間に空き室が多いから住宅は充足しているなどと言って、公的住宅を増設しない都政も区政も変えていかなければなりません。家賃助成も拡充させなければなりません。

政治を動かし要求実現の年へ

切実な要求を実現するために多くの区民のみなさんと共に運動し、政治を変えたいと思います。今年も忙しい1年になります。
 


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