|
■565号 区長選後初の定例会
|
区民の声に応えよ
区長選後初の定例会が6月17日から始まります。選挙結果は、共産党推薦の小泉一氏が4割を得票し、青木区政への怒りや批判の強さが示されました。青木区長は、切実な区民の声に真剣に応える必要があります。
来年4月待機児ゼロに
定例会初日、一般質問に松嶋祐一郎議員が登壇し、区長選の大争点となった待機児問題を取り上げ、来年4月の待機児ゼロ実現を迫ります。
あらゆる手立てを
駒場国家公務員宿舎跡地や法務局目黒出張所跡地など国公有地の活用や民有地の購入などによる認可保育園整備。中目黒スクエアなど区有施設や公園の活用と近隣等への丁寧な説明をすること。
区立の方が早い!
青木区長は、「民間の方が早い」と言っていますが、北区は、区立直営での緊急開設計画を盛り込んだのは、都の認可手続きなどを省略できるので民間より短期間で整備できるからと言います。
青木区長は「区立はカネがかかる」と言いますが、北区では、「これほど深刻な待機児問題で、カネのことを言っている場合ではない」としています。目黒区でも緊急に区立保育園をつくること。
国に補助金求めよ
国は「一般財源化」の名で、公立保育所への補助金を削減したため、公立保育所が10年で2500か所も減少しました。
国に対して区立保育園を整備する補助金を区として求めていくべきであり、カネを理由とした区立保育園の廃止計画は撤回すること。
保育士の確保策を
保育士人材確保のため早急な待遇改善が求められます。区として家賃補助の対象を広げるなど拡充すべきです。また、区主催の保育士就職説明会を開催すること。
区の保育基準を守れ
安倍政権は、待機児解消といいながら、いっそうの規制緩和と詰め込みで問題を解決しようとしており、保育の質の低下を心配する声が上がっています。国の面積基準、保育士の配置基準、資格などの緩和に迎合せず、現在の区の基準をきちんと守るべきです。
震災対策を強化せよ
木造住宅の耐震診断助を全額助成に戻すこと。
感震ブレーカーの助成を木造住宅密集地域だけではなく区内全域で使えるようにすること。
羽田空港増便の低空飛行ルート問題
安倍政権は、日本を世界一企業が活動しやすい国にするとオリンピック・パラリンピックをテコに、羽田空港増便のため都心部を低空飛行する新たなルートを計画していますが、飛行ルートに係る目黒区をはじめ品川区や港区では、落下物や騒音問題などで、住民から強い批判の声があがっています。
目黒区は国に対し6点の要望を出しましたが、いまだ返答もない中で、区としてどのように対処していくのか質します。
|
 |
|