森美彦 日本共産党目黒区議会議員 葉っぱ
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森美彦のモリモリ区政報告

559号 区長選で区政の転換を



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羽子板→凧→独楽→正夢=市民革命

新春にあたり

 昨年4月の区議選におきまして日本共産党区議団が4人から5人(得票数では第2党)へ躍進することができました。みなさまのお力添えに心から感謝申し上げます。
 今年4月に行われる区長選での引き続くご協力よろしくお願いします。

暮らし第1に

 貧困と格差を広げ、物価高と収入減・負担増をもたらしている安倍政権の暴走から区民生活を支えるために区の財源を生かすことこそ区政の役割です。

もてる財政を生かす

 青木区長は、「財政が大へんだ」と言って区民犠牲を押し付け、暮らしを守る予算を削減し、基金(貯金)を貯めることを最優先にしてきました。その結果、保育所整備にも本腰が入らず、認可保育園の待機児率は59%で23区ワースト1。

区の責任放棄ダメ

 青木区長は、区の責任を放棄し、保育所整備を民間事業者に丸投げしているため、今春4月は、計画6園のうち2園しか開設できない状況のため2016年度は待機児がさらに増加する最悪の事態が予測されます。

2016予算原案

 1月5日、新年度予算原案が区議会に説明されました。

区税収入は史上最高に

 歳入について。区税収入(決算)は、バブル期の2年間、リーマンショック前後の4年間しか400億円を超えた年はありませんでしたが、2013年度403億円(決算)、2014年度435億円(決算)、2015年度406億円(予算)、2016年度424億円(予算原案)と5年連続して超え、史上最高の予算額となりました。

一般財源は増収続く

 特別区交付金は、149億円、139億円、134億円、2016年度128億円まで減少しましたが、他の交付金と区税収入を合わせた一般財源は596億円、619億円、646億円、2016年度668億円と増収傾向が続いています。

基金の貯め込み自己目的化

 4年連続して史上最高レベルの黒字決算を出しながら、史上最悪の区民犠牲を押し付け、「目黒は基金が少ない」といって基金ため込みを最優先で行っています。

財政調整基金が史上最高!バブル期の1・7倍化

 財政調整基金は、2013年度59億円、14年度100億円、15年度120億円、16年度138億円にまで急速に積み増ししています。バブルの絶頂期80億円の1・7倍という異常な積み増しです。

区民要求は抑制

 日本共産党区議団は、待機児対策など区民の切実な要求を抑えつけながら、区民犠牲で得た財源を基金にまわす財政運営を一貫して批判してきました。

緊縮財政は継続

 歳出については、3か年の緊急財政対策が終了し、「一区切りついた」にもかかわらず、合計3億円超の新たな歳出カットを行います。この中には、奨学資金貸付経費の624万円や区民サービス低下につながる業務組織の見直しで常勤職員を20人削減するなど区民犠牲が継続されます。

粘り強く取り組み実現しました

 一方、12月緊急要望を行うなど、区民のみなさんと共同して運動し、実現させたものもあります。

待機児緊急対策

 定員拡大など公設園27人私立園9人計36人分、4月開設私立園などで定期利用保育70人分、認証保育所等の保育料助成の拡大、病後児保育施設の新規開設支援。

図書館を古本屋にはしない

 住区センター(碑など)トイレ洋式化、介護職員の宿舎借り上げ経費の一部補助など人材確保支援、リフト付き福祉タクシー(介護人付き)利用時の一定額補助、熱中症対策として小学校に冷水器を整備、図書館の図書・雑誌等を購入する資料費の増額(1000万円)



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