森美彦 日本共産党目黒区議会議員 葉っぱ
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森美彦のモリモリ区政報告

550号 待機児早期解決へ子ども総合計画に上乗せする



23区最悪の待機児率という汚名を早急に解決するために、最大限の取り組みで打開を図ることが求められています。子ども総合計画の27年4月分の完全な実現へ、今年4月180人分の認可保育園を増やす計画に対して82人にとどまり、あと92名分を今年度中に緊急増設させなければなりません。

今定例会中に引き出した区長答弁―「できるだけ早期解決めざし…年度内にも確保する」「子ども総合計画にのってないものも、着実に上乗せして進める」という答弁の具体化を早急に実現しなければなりません。

補正予算では、4月スタート時点42名にとどまった大橋2丁目認可保育園のビル2階に4、5歳児(48名分)、賃貸型私立保育園1カ所(未定、60人分)、上目黒小(2017年4月、70人)、旧6中(2017年4月、70人)以上4カ所の準備経費約2億円が計上されましたが、23区最悪の汚名返上にはまだまだ足りません。

とは言え、これらの動きは、区民、保育関係者と共に増設運動に取り組んできた一定の成果です。さらに、旧4中や駒場の国公宿舎跡地、郵政宿舎跡地など国公有地や区有施設の活用の具体化を求めます。子ども総合計画の初年度(27年4月)から早くも就学前人口推計より実際の子どもの数が大きく上回り、要保育率が、今年度は35.5%と予想外に増加していることも判明しました。こうしたことも勘案した計画の上方修正は必然です。

平町の教訓から、開設に向けた近隣説明会は、民間任せにせず、区が責任をもって円滑に行うこと。基金の積み立てを優先するのではなく、待機児解消に関わる財源は、喫緊の中の喫緊の課題という位置づけにふさわしい財源を確保すること。


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