森美彦 日本共産党目黒区議会議員 葉っぱ
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森美彦のモリモリ区政報告

533号 目黒清掃工場建替えの環境影響



ごみ減量時代に

目黒清掃工場は、建設されて23年が経過し、老朽化で建替えることになりました。ごみ減量の時代に、従前の焼却能力(300t×2炉)を維持する必要があるのか。

6割が他区のごみ

目黒清掃工場へ搬入されるごみ量の半分以上が他区のごみです。目黒区が経費をかけ容器、包装、プラスチックを分別し、ごみ減量を図ったところに、分別していない他区のごみが持ち込まれている、焼却炉の規模を現状よりも縮小すべきと圧倒的な声が出されています。

環境影響は

ダイオキシン、水銀、アスベスト、放射能…周辺環境への影響は大丈夫か。環境影響の予測・評価手続きがスタート。第1段階である調査計画書に対する意見書提出は10月20日まで東京都環境局環境都市づくり課あて。

評価項目は

大気汚染、悪臭、騒音・振動、土壌汚染、地盤、水循環、日影、電波障害、景観、廃棄物、温室効果ガスの11項目です。
 とりわけ心配なのが大気汚染公害の有害汚染物質の放出です。焼却ごみの2割が主に他区からの分別されない廃プラスティックごみです。ダイオキシンやアスベストの測定値は環境基準内とはいえ年々上昇しています。
 浮遊粒子状物質は測定小項目ですが、社会問題化しているPМ2・5は予測評価すべきです。


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