森美彦 日本共産党目黒区議会議員 葉っぱ
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森美彦のモリモリ区政報告

514号 待機児ゼロへ認可保育園増やせ



待機児の数え方是正を

 保育園待機児童の数え方が自治体によって異なり、目黒区の数え方は全都で最悪であることがわかりました。その数え方とは、預け先が見つからず「職場に連れて行く」というケースだけをカウントするというものです。預け先が見つからず育児休業を延長、仕事を辞める、内定した仕事を辞退、引き続き求職活動する、というケースは待機児の数に入れません。大田区では、これらすべてを待機児と数えています。

実態より少ない

 認可保育園以外に預ける場合、目黒区は一切待機児とはみなしません。認証保育園、区の保育室、保育ママを利用した場合は、どの自治体も待機児に入れませんが、ベビーホテル、その他の認可外保育、幼稚園の預かり保育、一時保育を利用しているケースまで全て待機児に数えていないのは目黒区だけです。待機児数を実態よりもずっと少なく発表しているのです。

だから腰抜けに

 こんな目黒区だから待機児ゼロに本腰が入らない。子どもの最善の利益を目黒区子ども(権利)条例に明記しながら、やっていることは条例違反。待機児解消よりも、子育て支援の経費削減のための偽行革を最優先させ、区立保育園7園の廃止・民営化をすすめている本末転倒の区政になっています。

「オール与党」が拍車

 青木区政になんでも賛成「オール与党」体制(=自民・公明・刷新(民主)、みんな(5月21日の臨時会以降みんな1人・維新2人に分裂)が、こうした子育て支援に逆行するやり方に拍車をかけていると言えます。

定例会で認可保育園の増設迫る

 6月17日定例会の初日に、共産党の石川恭子議員が一般質問に立ち、待機児ゼロに向け国・都有地も活用し認可保育園を増設せよ、区立保育園の定員を拡大せよ、区立廃止民営化計画を撤回せよ、待機児童数の数え方を是正せよ、認可外保育園の保育料助成を拡大せよ…と、区長に迫ります。傍聴にお出でください。


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