森美彦 日本共産党目黒区議会議員 葉っぱ
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森美彦のモリモリ区政報告

510号 餓死・孤独死ゼロへ一歩



生存権を守れ

 2月20日、一般質問を行い「生活保護守れ」「孤立防止策強化せよ」「JR跡地売却やめよ」の3点について区長の答弁を求めました。
 この中で、餓死や孤独死の根絶へ一歩前進したのは「孤立防止策の強化」の質問でした。

孤立防止策の強化を

 23区では2010年、餓死者を年間55人、孤独死を6383人も出しています。目黒区でも東山で5年たった白骨遺体、目黒本町でミイラ化した遺体、夏場に異臭を放つ遺体が発見されるなど、孤立死が後を絶ちません。
孤立防止策の強化は待ったなしの課題です。以下は質問と答弁です。

緊急通報システムの対象拡大実現

 Q支援が必要な人の把握方法を専門家の力も借りて検討し全ての高齢者の訪問調査を行え。A必要な調査はどうあるべきか引き続き検討する。
 Q総合的な孤立防止推進計画をつくれ。A保健医療福祉計画の中で引き続き総合的に取り組む。
 Q緊急時通報システムの対象者を身体的不安があり希望する人に拡大せよ。A25年度から80歳以上の独り暮らし等高齢者で希望する方は利用できるように対象者を拡大する。

安否確認センサーの対象拡大実現

 Q安否確認センサーを障がい者や一人暮らし等高齢者登録し希望する世帯に拡大せよ。A25年度から80歳以上の独り暮らしで他の安否確認サービスを受けていないなど、より孤立死のリスクが高いと考えられる方から導入する。
 Q防災救急・医療情報キットを孤立防止策として機能させよ。A孤立が心配される方について、このキットの利用を進める中で関りを作っていくことも可能であり、孤立防止策として活用する。


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