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■503号 区有施設基礎データ間違えだらけ
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区は、策略的な「財政危機」キャンペーンを行い、3か年で185億円の削減計画の強行、「行革計画」に基づく177(用途別322)の区有施設の民営化や統廃合計画を推進しています。
ところが、早くも強引な区民不在のやり方に矛盾が露呈しています。
審議ストップ
8月10日の区議会区有施設等調査特別委員会で、区は「区有施設基礎データ集」についての報告をおこないましたが、その内容はデータの訂正に次ぐ訂正で40分以上かかり、議員から「こんなずさんな資料で質疑ができるか」との声が噴出しました。
施設白書も不審
結局、この日予定していた質疑は、総点検し正確な「区有施設基礎データ集」になるまで見送ることになりました。いい加減なデータを基礎に「施設白書」が作成され、区有施設の統廃合や民営化「先にありき」で推進することは許されません。
施設使用料の値上げ
しかも、公の施設のあり方の検討をこれから実施する前に、区民への影響も、経済状況も考慮せず、十分な説明もなく、行革計画さえ無視して2倍の区民負担増を内容とする公の施設使用料の大幅値上げ条例を9月議会に提案して一気に決めてしまおうとしていることは道理もなく、区民への背信行為です。
陳情も続々
8月20日までに96個人、団体、議会会派から様々な意見が出されるとともに、8月29日までに「施設使用料値上げ止めよ」という主旨の陳情が続々と区議会に提出されました。
一般質問で追及
日本共産党石川議員が9月6日の一般質問で、この問題を追及します。
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