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■485号 安心の介護を―シンポジウム開催
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シンポに100人
日本共産党目黒区議団が主催して11月6日、上目黒小学校体育館で介護シンポジウムを開催しました。
区議団の報告を受けたのち、介護家族、施設の介護士、在宅介護ヘルパーから次々と実態や問題点が出されました。
日本共産党田村智子参議院議員は、軽度利用を抑制する国の介護保険法改悪の要点や保険料の大幅値上げに触れ、運動の重要性を指摘しました。
区内で介護殺人
区内で介護殺人が起きました。介護が高齢者の生活を脅かしています。特養ホームの入所を待つ高齢者が1000人もいます。一刻も早く区立第4特養ホームやグループホームを建設させなければなりません。
在宅介護が限界に
待機者が増大している背景には、在宅介護の深刻化があります。
ところが、青木区長は、口では在宅介護の支援を強めると言いながら、デーサービスの廃止、リフト付き福祉小型バス貸出廃止、配食サービスの補助縮小、オムツ代助成に自己負担を導入するなど介護の困難に追い打ちをかけています。
在宅を支えるホームヘルパー制度を区独自に創設させましょう。
介護アンケートから
回答は200人近い方々から寄せられました。ご協力ありがとうございました。
多くの方は在宅での介護を希望していますが、必要な介護サービスが受けられない実態が浮き彫りになりました。
また、施設入所の希望は16%にとどまりますが、希望した場合には、入所することができるようにしてほしい、という回答が全体の半数に上りました。特養などの増設を求める声が強く示されました。
保険料も利用料も高く、介護利用者にとって経済的な負担が重く、十分に介護サービスが受けられない実態も浮き彫りになりました。
介護保険料下げよ
来年4月から介護保険料が、現在の基準額(本人が住民税非課税で世帯員が課税)4200円が月1000円も値上げされようとしています。
現状でも高い保険料は、高齢者の生活を脅かし、滞納者も年々増えています。介護の負担は、利用料も含め限界になっています。ご一緒に大幅値上げを食い止めましょう。
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