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■485号 立入禁止の放射能汚染が小中校で次々
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1中体育館脇の放射線量が高かったところを立ち入り禁止にしました。 |
全校で測定開始
福島第1原発の事故がまき散らした放射能汚染の子どもへの影響が心配です。「すべての学校、子ども施設、公園などで放射線量を測定してほしい」という区民の声が区を動かし、11月から全小中学校などでの測定がはじまりました。
ホットスポットが次々発見
スタートのその日から目黒一中、翌日2日には東山中、東山小で立ち入り禁止になるような高い値のホットスポットが発見されました。
一中では、測定した12カ所のうち体育館脇の雨樋下で0.56という値が出ました。
東山中では、給食室裏雨樋下で0.38、東非常階段の下で0.32が測定されました。
東山小学校では、第2校庭の土嚢から0.36が測定されました。
その後も、4日には、月光原小学校で1.22という衝撃的な放射線量が測定されました。
さらに、7日の測定では、菅刈小学校では、0.93を最高値に20カ所中9カ所で立入禁止・除染対象の測定値が確認されました。この日、上目黒小学校で0.25、中目黒小で0.30が測定されました。8日は、油面小学校で0.77が測定されました。
11月1日から8日までに測定された14校中8校で立入禁止・除染対象の測定値が確認されたことになります。(注)
遮水性の袋に入れ土中へ
区が対応の目安としている毎時0.24マイクロシーベルトを超える値が検出されたカ所については、直ちに付近を立ち入り禁止の措置をするとともに、専門家の助言のもとに、汚染された土を剥ぎ取り、遮水性の袋に詰めて学校内の土中に埋めるなどの除染措置を進めています。
測定が遅すぎる
青木区長は「区内を5地域に分けて測定すれば十分」という姿勢で放置してきました。責任は重大です。
保育園、幼稚園、小・中学校の測定に続いて、児童等の遊びの頻度が高い区立公園・児童遊園70か所で測定します。
民間も全子ども施設で測定を
私立幼稚園、認証保育所、保育室は希望に応じ実施するとしていますが、私立についても、全ての教育施設、子ども施設で測定し除染させましょう。
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(注)その後の測定では、月光原小で1.22、7中で1.14(μsv/h)というとんでもなく高いホットスポットが見つかりました。
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