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■483号 孤独死をなくそう
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またも東山で孤独死
今年の夏は、節電のために家庭ではクーラーをつけずにがまんし、一番熱い午後、区立図書館は、節電対策のために閉館。スーパーに行って涼んでいた高齢者も多かったようです。
特に暑かったお盆のころ67歳の男性が亡くなりました。アパートの2階の奥の部屋で、半月も放置されたまま悲惨な状態で発見されました。
東山1丁目では、2年前にも5年たった白骨遺体が発見されています。
10.7に地域福祉を考えるつどい
先日、「地域福祉を考えるつどい」が開催されました。介護保険事業計画、保健福祉計画、障害者福祉計画の改定に向けて、目黒区社会福祉審議会が主催し「目黒区におけるこれからの地域福祉について」大橋謙策会長から説明がありました。
目黒区の孤立問題をめぐる状況
単身・高齢者のみ世帯の増加。所在不明の高齢者や孤立化が大きな社会問題になっている一方で、震災を契機にボランティア活動への関心が高まっていること。災害時要援護者への地域における支援が重要課題になっていること。社会から孤立しやすい「生活困難・要援護者」のために、低所得者支援の枠を超えた自立支援が必要になっていることなどが社会状況の変化と目黒区の状況としてあげられています。
人と話す頻度
「高齢者の生活に関する調査」によれば、「一週間に1回以下・ほとんど話をしない」高齢者が2・3%に上っています。認知症になりやすいというだけでなく、目黒区には1000〜2000人が孤立化しているとも考えられます。
見守りめぐねっと
高齢者見守りネットワーク(見守りめぐねっと)や高齢者見守りモデル事業が実施されています。
地域の高齢者のかたをゆるやかに見守るため、協力団体(町会、民生委員など)協力機関(警察、消防など)、協力事業者(郵便、電気、水道、新聞など)が全区的なネットワークをつくります。
新聞や郵便物がたまっている。 昼間でも雨戸が閉まったまま。 暗くなっても電気がつかない。 ここ数日、姿を見かけないなど 「ちょっと気がかり」なことに気づいたときは、近くの包括支援センターに連絡する体制です。
ネットワークを活用して、高齢者の孤立防止、認知症のかたとその家族のかたへの支援、高齢者虐待の防止、消費者被害の防止などの課題に、地域全体で高齢者を見守る取組みを総合的に進めていきます。
狛江市は孤独死ゼロめざし
こうした見守り事業に加えて、狛江市では、部屋の中に人の動きを感知するセンサーをとりつけ、24時間動きがなかった場合に、警備会社に発報、安保確認などを行う「あんしん見守りサービス事業」がスタートしました。センサーからの発報を受けたら、警備会社は、救急車の手配、緊急訪問、家族への連絡など、急いで安否確認と救助を行います。
また、押しボタンの付いた機器が貸し出されますので、体調が悪い時、何かあった場合など自分でボタンを押して係の人に対応していただくこともできます。さらに、あらかじめ決めておいた時間に人の動きが感知できなかった場合に、家族などにメールを送るサービスや電話で健康相談ができるサービスも行われます。費用は月額310円。非課税の方は無料です。
目黒区もゼロめざせ
外からの見守りに加え、意識するしないにかかわらず高齢者が自らSОSを発信できるシステムを導入してこそ孤独死ゼロに大きく接近できます。目黒区でも実現させましょう。9月議会で、私の質問に区は、「研究する」と答弁しました。
一人暮らし及び孤立対策が大後退
しかし、いま目黒区がやっているのは、180億円削減の一環として、高齢者福祉予算を削減することです。配食サービス、敬老記念品料、孤立化防止の普及啓発事業、いこいの家、準デーサービス、民生委員による調査など縮小・廃止を進めていることは孤独死ゼロにとって大後退です。
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