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■468号 JR跡地に福祉施設を
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アトラスタワー屋上から林立する超高層ビルを望む |
見学会に30人
日本共産党区議団は、2月26日、中目黒再開発とJR跡地の見学会を行いました。
区内全域から30人の参加者がありました。また、報道関係では東京民報社の取材がありました。
アトラスタワーの屋上へ
165mのアトラスタワーの屋上からは、365度の眺望で、あらためて都心部から周辺区に向かって超高層ビルが林立する様を見学することができました。石原都政12年間に巨大開発の波が山手線の外側に押し寄せた感じです。
JR跡地に特養ホームや保育園を
JR跡地は、都・区で32億円ずつ出して購入した区民の財産です。当初、区は福祉住宅など83戸、都は、都営住宅101戸の整備を進めていましたが、50年以上の定期借地で民間豪華マンション中心という大企業のもうけ優先の計画に大転換してしまいました。
自治体の仕事か
区は、2006年に東京都と基本協定を結んでいるので、定期借地方式はもう変えられないとしていますが、介護施設などをつくる用地がないと嘆いている一方で、大企業の利益のために区民の貴重な財産である公共用地を提供することは矛盾するし、そもそもこれは地方自治体の仕事ではありません。東京都との基本協定は破棄すべきです。
建設用地は目の前にある
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特養ホームや保育園の建設用地はここにある |
特養ホームや認知症グループ、保育園などを整備したいのにそのための用地がなくて困り果てている。目の前に土地があるのに大企業に貸すというのは筋が通らない。青木区長は、高齢者や子どもに使う土地はないが、大企業に貸す土地はある、とでも言うのでしょうか。
住民福祉の向上を忘れ、区政は変質の極みです。
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懇談会も活発な意見交流ができました。 |
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