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■４５５号 区立幼稚園の存続願う陳情を否決
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自民、民主、公明、独歩など陳情を不採択に
９月１３日、文教子ども委員会で、自民、民主、公明、無所属独歩の会は、区立幼稚園の存続を求める陳情を不採択にし、２６００名余の保護者の切実な声に背を向けました。
共産は陳情採択を主張
日本共産党区議団は「保護者から高い評価をうけている区立幼稚園の存在意義は変わらない。私立幼稚園に比べて入園料などが安く、これから幼児人口が増加する時期を迎える時、廃園の理由はない」と、陳情の採択を主張しました。
教育委員会は、ふどう、からすもり両幼稚園の廃園を強行しようと、区議会第４回定例会（１１月）に廃園条例を提案する意向を示しています。この条例案が可決されると、廃園は正式に決まります。党区議団は、廃園そのものの撤回を主張し「区立幼稚園に子どもを通わせたい」と願う多くの保護者の声にこたえて最後までがんばります。
区は廃園を１年延期
からすもり幼稚園、ふどう幼稚園の廃園時期について、９月１０日の文教・子ども委員会で教育委員会は、２０１３年３月末を目途にするとしていた計画を、１４年３月末に１年延期する方向を示しました。
なお、９月議会には、新たな状況に応じた陳情が出されました。幼稚園と保育園の一元化（幼保一体化）に関わる問題を含んだ陳情です。１１月議会へ継続審査となりました。
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