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■448号 後期医療廃止!国保料1万円引下げよ
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5月24日、厚労省へ要請。小池あきら参議院議員に「後期医療廃止、国保料引き下げを求める署名」を広域連合議員の一人として手渡す。 |
厚労省に要請
5月24日、日本共産党東京都委員会が行った、厚労省に対する要請行動に、私は広域連合議員の一人として参加し、後期高齢者医療制度の即時廃止を求め発言しました。
差別医療の仕組みをなくせ
後期高齢者医療制度は、高齢者の医療費を削減することを目的とした差別医療制度です。一方、元の老人保健制度は、高齢者を国保や健保に加入させたまま、窓口負担を現役世代より軽くするための仕組みであり、この制度に戻すことで差別の仕組みは消せます。
元に戻すのに半年もかかりません。長生きを拒否するような制度を続ければ混乱は深刻化するだけです。
「新しい制度」は差別の拡大
民主党は、「新しい制度」をつくる2013年度まで廃止を先送りしたため、都広域連合では保険料が平均約4200円も値上げになりました。
しかも、明らかになってきた「新しい制度」の試案は、所得による差別・給付削減・負担増の仕組みを75歳以上から65歳以上に拡大するものです。「新制度」の名による差別医療の温存です。
国保料を1万円以上引き下げよ
厚労省への要請の2点目は、国保料の国庫負担を元に戻し保険料を当面緊急に年1万円値下げすること。3点目は、滞納を理由とした保険証取り上げをやめさせ、取り上げを義務付けた国保法を改正すること。
保険証の取り上げやめよ
国保料が高すぎて払えない世帯が増え続けています。目黒では滞納率が26・8%にも上っています。連絡が取れない滞納者であっても、「払えるのに払えないことが証明できるとき以外は(保険証取り上げは)慎重に」と長妻厚労相が答弁しているのです。保険証の取り上げは、是正すべきです。
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「(首相が)国保料が高いというなら国庫負担を増やし、保険料を下げるのが国の責任です」と発言している小池あきら参院議員。(背中が私) |
無保険が命を奪っている
お金のない人は受診抑制が深刻化し、全国的には手遅れで命を落とす事態が相次いでいます。全日本民医連の調べで判明しただけでも、2009年の1年間に47人が経済的理由で受診が遅れて命が奪われました。
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