森美彦 日本共産党目黒区議会議員 葉っぱ
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森美彦のモリモリ区政報告

442号 区財政より家計が大変



予算原案が発表

 目黒区の新年度予算原案が1月8日発表されました。
 予算規模は、前年比45億円減866億円の緊縮財政です。既定経費の3%(約9億円)カットの影響は重大です。
 区税収入は13億円余減の398億円、特別区交付金は12億円余減の145億円をはじめとする減収によって36億円もの財源不足。基金を取り崩してカバーします。

「大変だ」が復活

 区は、こうした状況を受けて、「区財政は非常に厳しい」と口をそろえて言い出しました。税収が少なくなったのは景気が悪いためですが、家計消費を中心とした内需を冷え込ましてきたのは、10年以上にわたる賃下げと13兆円に上る庶民増税と社会保障負担増です。

 目黒区長は、貧困と格差を生み出してきた「構造改革」路線を支持し区政の場で福祉切り捨て、正規職員削減と非正規雇用化・民営化の「行革」を推進していることへの反省は全くありません。

支援策不十分

 目黒区は、「暮らしサポート22」区民の暮らしを支える緊急経済対策として、区内中小企業等支援策12事業、生活支援策26事業、総額16億円を組みましたが、内容は、これまでの継続事業がほとんどで、その規模もふさわしいものにはなっていません。

復活要求提出

 区議団は、1月14日、復活要求を出しました。
 国保料を値上げしないこと。保険料や医療費自己負担分の減免対象の拡大。融資の信用保証料の全額支援。住宅リフォーム助成の拡充。小1中1での少人数学級の教員過配の積極利用。給食費値下げなど。


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