森美彦・モリモリ区政報告

■４４０号　情勢を切り開く力を大きく

世論と運動

　２００９年は、総選挙を前後して、さまざまな分野で、切実な要求実現の取り組みが広がりを見せています。
　介護保険料を目黒区では、署名活動など運動の力で値下げさせることができました。
中目黒防衛省のプルトニウムの一刻も早い撤去を求める意見書が、７０００人を超える署名と陳情が区議会を動かし可決されました。併せて、国際平和協力センターの建設は世論の力で廃止となりました。
　大橋ジャンクションの壁面緑化を求める区民の世論や陳情が、目黒区議会として議長名による「要望書」という形では史上初めて、首都高㈱に対して届けられ、その結果、「オオイタビ」というイチジク科のつる性樹木によって実現することになりました。

大きく飛躍させ

　２０１０年は、情勢を切り開く世論と運動の力を、もっと大きく飛躍させ、切実な区民要求を実現させようではありませんか。
　後期高齢者医療制度廃止の世論を高めるとともに、４月に改定される保険料の負担増は、何としてもくい止めなければなりません。
　「いのち」に格差があってはならない。お金がなくて、まともに医療にかかれない現実を、変えるために取り組んできた医療費の無料化。中３まで実現した無料化を、今度は、７５歳以上を無料化して、お年寄りが「長生きしてよかった」と思える社会を作りましょう。

憲法を活かす

　平和と暮らしを守り、民主主義を発展させる運動の力で、世界１の日本の憲法を活かす社会を切り開く年にしたいと思います。
　みなさんと力を合わせてがんばります。