森美彦 日本共産党目黒区議会議員 葉っぱ
モリモリ区政報告 地域の話題 活動と実績 区政資料室 プロフィール 私の趣味
開発優先からくらしをささえる清潔な区政へ top back

森美彦のモリモリ区政報告

437号 プルトニウム撤去の陳情採択



一刻も早く撤去を

 11月24日企画総務委員会で、中目黒の防衛省「技術研究本部」にあるプルトニウムを一刻も早く撤去することを求める陳情が全会一致で採択されました。
 9月定例会では、継続審査となりましたが、その後、区民が7000人を超える署名を集め、世論と運動の力で区議会を動かしました。

30日意見書採択へ

 11月30日の本会議で、内閣総理大臣、防衛大臣あてに、「一刻も早く撤去すること」を強く要請する意見書が可決される予定です。

なぜ防衛省に核物質が

 なぜ、中目黒の住宅街にある防衛省の敷地に核物質があるのか。
 このプルトニウムは、旧防衛庁が1972年に米国の企業(すでに倒産)から購入した32グラム。1986年3月日本共産党の国会議員が、原子力基本法に違反して、防衛庁、自衛隊が極秘にプルトニウムを使って核爆発を想定した防護の研究・訓練をしていることを取り上げました。

23年前にすでに安全管理の意見書

 この国会質問を受けて、1986年5月に区議会として全会派一致して、「核物質の取り扱いは原子力基本法の基本方針どおり行い、区民の不安を取り除くよう」要望する意見書が採択されました。
 この時、共産党が撤去の意見書を求めたのに対し、他党が躊躇し安全管理の徹底を要望する意見書にとどまったものです。

熱意をもって探せ

 現在、防衛省は、2002年から使わなくなったプルトニウムを撤去したいという立場を明確にしています。問題は、熱意をもって移転先をさがすかどうかです。
 区側も区議会の撤去を求める意見書を重く受け止め真剣に働きかけるべきです。


インデックスに戻る