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■434号 新実施計画素案へ意見を
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11月30日までパブリックコメント
2010年度から14年度までの5か年に、318億円の事業費をかけて58事業に取り組むという実施計画改定素案が19日付のめぐろ区報の臨時号で公表されます。
パブリックコメント(区民からの意見要望)の期間は11月30日までです。大いに声を出しましょう。
区の説明会は
今年は、「区民と区長のまちづくり懇談会」で改定素案の説明を実施するとしています。
北部は、10月21日(水)6時半から東山住区センターレクホールで行われます。5地区のほか10月31日(土)3時から全区として、総合庁舎の大会議室で行われます。
東山小学校の改築
築52年になる東山小学校は、東山住区センターと合築により50億円で改築します。東山住区の跡地は改築財源確保のために売却するとしています。また、東山住区のレクホール跡スペースは何に使うかこれから区民の意見を聞いて決めます。
碑文谷体育館の改築
築39年で耐震補強未実施のこの体育館は、施設のバリアフリー化と体育館機能の向上を図るため20億円かけ改築します。14年度開設です。
区立第4特養ホームの新築
定員80名の区立の第4特養ホームを25年度開設で新築します。事業費20億円。場所は都立大跡地の第3期工事予定地。博物館の予定でしたが、めぐろ歴史資料館が2中跡地に整備されたため計画は終了とします。
第2ひもんや保育園の移築
本町2丁目に高齢者福祉住宅11戸と合築の複合施設として移築します。2012年度開設予定です。
大橋図書館跡地は福祉施設に
現在の大橋図書館は1970年に建設され築38年が経過し、耐震補強も未実施です。2012年度に完成が予定されている大橋再開発157メートル超高層ビルの9階フロアーに移設されます。27億円余の事業費が計上されていますが、その内容は、保留床の買収費が含まれています。適切な額かどうかのチェックが課題です。
跡地の利用を
大橋図書館跡地については、これまで町会や商店会など地元住民・団体や議会の複数会派が売却せずに高齢福祉施設などに活用すべきだと要望してきた経緯があります。田道ふれあい館のような入浴施設の要望も出されています。また、老人いこいの家があり、老人会からも同様の要望が出されています。
売却しないで―住民の声は大切
区は、実施計画素案では、大橋図書館の移設財源を確保するために2014年度売却する(見込額4億円余)、としていますが、最終決定ではありませんので、住民の声を改めて出していくことが求められます。
北部地区サービス事務所の移設
大橋図書館、集会室とともに、北部地区サービス事務所は、賃貸しているトーセンビルから大橋再開発ビルの9階に移設されます。
9階のフロアーからジャンクションの屋上公園に出られます。緑化が推進されますが、大気汚染対策としては不十分です。
目黒(北部)土木出張所
守屋教育会館跡地の活用により高齢者福祉住宅、認知症グループホーム、都市サービス拠点(土木・公園事務所)を整備し、碑文谷土木事務所を廃止して子育て支援施設の整備、目黒土木事務所を廃止して埋蔵文化財整理室の整備が検討されています。最終案(1月下旬)までには検討結果をまとめる予定です。
〜改修計画の検討は〜
区民センターは
大規模複合施設であり経費も膨大となるため、将来の区民センターのあり方を含め検討するとしています。
箱根保養所は
廃止した場合の代替事業を含めた見直しを行うとしています。
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