森美彦 日本共産党目黒区議会議員 葉っぱ
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森美彦のモリモリ区政報告

428号 バブル期の構想をなぜ今



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改定という手法

 7月10日、公共施設整備・まちづくり特別委員会に「中目黒駅周辺地区整備構想改定の進め方について」という報告がされました。

中目黒駅前再開発

 中目黒駅周辺地区整備構想は、バブル期の1988年に策定されたものです。この構想の中で、ゼネコンフジタが93%の土地を買い占めた上目黒2丁目再開発(2002年完了)、及び上目黒1丁目再開発(2010年完了予定)が、再開発推進地区に指定され、各々100億円、77億円の巨額な税金を投入して推進されました。

GTの評価は

 しかし、GTの再開発は、従前店舗は数軒しかもどり営業できなかっただけでなく、目黒銀座はじめ地域経済活性化には役に立たなかったという評価が共通して出されています。

上1評価の前に

 また、上目黒1丁目再開発の評価さえ出されていないうちから、中目黒駅の北側方面、東急ストア周辺や上目黒3丁目周辺の再開発誘導地区を動きださせようとするものであることは明白です。

改定の進め方

 区は、環状6号線の拡幅事業の着手、2012年の副都心線と東横線との相互乗り入れ、JR跡地の活用計画など現在進められている事業等との整合を図りながら、広域生活拠点としての今後の中目黒駅周辺街づくりの目標や方針、街づくりの進め方、考え方について整理し、整備構想としてまとめる。また、現在の周辺整備構想対象地区内の町会・自治会、住区住民会議、商店街等(の代表者)及び地域住民(公募委員5名程度)の25名程度の地区懇談会を立ち上げ意見を聞きながら進めていく、としています。

なぜ急ぐのか

 2009年度中に整備構想改定中間のまとめ、2010年度改定素案策定、整備構想改定、2011年度整備方針の策定、2012年度整備基本計画策定。


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