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■415号 介護保険料下げよ
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署名にご協力を
金融経済危機は、税金や社会保障の負担増とあいまって、暮らしや営業に深刻な影響を及ぼしています。
こうした中、4月から介護保険料が改定されます。基準額4220円の高い保険料は、いまでも大きな負担です。改定でこれ以上値上げされたら一大事。
日本共産党は、介護保険料を引き下げるために、値下げを求める署名運動を開始しました。
3回目の改定
今回の保険料改定は、2000年の介護保険導入以来、3回目の改定になります。これまでは、2回とも基準額が値上げされました。現在の保険料は、第3期介護保険事業計画で、サービス利用量を過大に見込んだため、相当高い額となりました。
基金は11億円
ところが実際のサービス量は、改悪介護保険法のもとでサービスの抑制が進んできたことや同居家族がいるという理由で家事サービスが使えない東京ローカルルール、その他さまざまな理由により毎年度決算の介護会計は黒字続きです。
その黒字額は、2006年度は7億円、2007年度は5億円にも上り、余ったお金を基金に積み立て、2008年度末見込みは11億円を超えるほどです。
値下げは可能
日本共産党は、この基金をすべて使い、必要があれば一般会計からの繰り入れも行い、何としても介護保険料を値下げするよう区長に要請してきました。
すでに都内でも、保険料値下げの方向を打ち出す自治体が生まれています。2月6日の地域福祉審議会に向け要請します。区民の声を署名に結集し、値下げを実現させようではありませんか。
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