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■４１３号 区が緊急経済対策を打ち出す
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年越し派遣村
年末年始の寒空に放り出された労働者を救おうと多くのボランティアや労働団体が支えた「年越し派遣村」は、５００人に上る失業者やホームレスの方々を励まし、社会的な連帯で政治を動かせる希望を広げました。
御用おさめの日に
１２月２６日、区役所の生活福祉課には、１０５人以上のホームレスの方が、アルファ米や３００円のために殺到しました。「派遣村」は日比谷公園だけでなくどこでも求められているのではないでしょうか。
共産党区議団は、無利子の緊急融資や区内中小業者向けの小規模工事、物品の緊急発注と前倒しなどくらしと雇用を守る緊急対策を提案し、１９日に区長要請を行いました。
１０億円の緊急対策
こうした中、１２月２５日、区長を本部長とする「目黒区緊急経済対策本部」を設置し、中小企業等支援策１２項目５億円、生活者支援策１３項目３億円、区内業者支援策４項目２億円の緊急対策を決定しました。
無利子融資
大田区などではじまった無利子融資は、売上が激減し資金繰りが困難な業者への強力な支援策です。早速、商店街や区内業者を訪問しお知らせすると、待ってましたとばかりたいへんに喜ばれました。
小口零細企業融資は１月２６日から本人の利子負担を０にします。また、信用保証料を９０％補助します。経営安定資金特別融資は現在の本人利子負担０・３％が０に。期間はおおむね３年程度。
契約社員の正規化
特別養護老人ホームの契約社員２２名を正社員化し、賃金や雇用の安定を図るとともに、障害者の雇用など非常勤職員の雇用を拡大します。
認証保育園の保育料助成
認証保育所の保育料助成は、現在ひとり親家庭のみが対象となっていましたが、一定の所得以下の全世帯に対象を拡大します。
公共工事の発注
各施設や道路修繕などの計画修繕の前倒しや拡大を行うほか、契約後の価格高騰への対応、前払い制度の要件緩和などにより区内業者を支援します。
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本番はこれから
今回の緊急対策は、危機的な暮らしと営業の実態からすれば第一歩です。これからが本番！
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