森美彦 日本共産党目黒区議会議員 葉っぱ
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森美彦のモリモリ区政報告

404号 地域福祉の拠点消える



 9月17日から決算特別委員会が始まりました。
 2007年度の目黒区の財政は、「法令の基準に照らし…財政が健全であることが認められた」という監査委員による審査結果がだされ、全国有数の豊かな財政です。
ところが、区民サービスに深い関係があってもお構いなしに、職員削減を区民にも相談せず、勝手に行政だけですすめています。

住民は知らされていない

 今、大問題になっているのが、地区保健福祉サービス事務所の再編問題です。かつて、住区サービス事務所を5地区事務所に統廃合するときに、保健福祉の総合相談を行うことを強調したものです。しかし、今度の再編で、地区保健福祉サービス事務所は解体され、区役所に直接行かなければまともな相談が受けられなくなります。身近な地域福祉、高齢者、障害者、母子、低所得者などの総合相談の拠点を失うことになります。

職員削減が目的

 目黒の場合、高齢者だけを対象に包括支援センターが指定管理者としての数もたいへん少ない5か所での運営となっています。さらに、全面民間委託で、個人情報保護の観点からも重大な問題があるなど、職員削減優先で強行することに何の道理もありません。4月実施を凍結して、住民参加で再検討すべきです。

500人削減

 「中長期の定数管理のあり方について」は、今後10年間に職員定数を500名削減するということを、行政計画として打ち出しました。
 職員削減のために、外部委託や指定管理者制度の直営施設への拡大で200人、非常勤職員等の活用で200人、組織の簡素化や執行体制の見直しで100人としています。なぜここまで削減をやらなければいけないのか、住民の立場から見て重大な問題です。


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