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■400号 核兵器のない世界
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63年目の夏
広島で14万、長崎で7万人のいのちを奪った原爆投下から今年は63年になります。
「地獄」のような被爆体験、原爆症や生活苦などとたたかいながら生きてきた25万人の被爆者。平均年齢は75歳になりました。
原爆の証人
私の父親一家6人は、広島で被爆しました。祖母や叔母は、ピカドンで顔から腕にかけてケロイド・ひどい火傷を負い、原爆症で次々に亡くなりました。叔父は、ひどい原爆症を苦にしての自殺でした。23歳の若さで無念だったと思います。
82歳まで生きた父も昨年癌で死にました。今になって原爆の生き証人の父から聞いておかねばならない事がたくさんあったように思えてなりません。
世界大会へ
「核兵器のない世界、非核平和の日本へ」「被爆国として、憲法9条を持つ国として」「ノーモア・ヒバクシャの声を世界に、若い世代に」「核兵器のない平和で公正な世界のために2010年(NPT再検討会議)に向かって行動する世界大会」という呼びかけに応え目黒代表団15名の壮行会が7月28日行われました。
平和行進50年
1958年から行われてきた平和行進は、平和の願いを広島・長崎へとつなぐ50周年記念行進として、全国すべての自治体の通過と10万人を超える参加をめざして取り組まれています。
毎週木曜昼休み、中目黒舟入場から目黒銀座児童遊園までを行進するピースウォークが、7月24日は、目黒区を通過する平和行進と合流し、原水禁世界大会代表を交えた平和行進として行われました。
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