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■396号 後期高齢者医療制度は廃止を
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意見書を可決
6月30日、目黒区議会6月定例会の最終日に、後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書が可決されました。
自民14人と公明3人の17人は反対しましたが、民主7人、共産5人、独歩4人、社民1人、ネット1人の18人が賛成し、1人差でした。
粘り強く提案
共産党区議団は、3月 に続き6月定例会でも後期高齢者医療制度の廃止を国に求めよと区長に迫るとともに、目黒区議会としても廃止の意見書を国に提出しようではないかと、議会運営委員会の場で提案してきました。
政府を追い込む時
私の一般質問に対する区長の答弁は、賛否を問われれば賛成、国に廃止を求める考えはない、というものです。目黒では7月から保険料の徴収が始まります。まさに世論を広げ政府を追い込む時に、流れに抵抗するような区長の姿勢です。
区民世論は反対
議運では、意見書をめぐる次のようなやり取りがありました。自民、公明が共産提出の国に廃止を求める意見書に反対しました。民主は、当初議運に、自民も賛成できるようにするために「見直し」を求める意見書を提出していましたが、わが党は「見直し」では賛成できないことを表明していました。
画期的出来事
このような中で、最終日の本会議、民主による、国に廃止を求める意見書案提出となりました。
自民が反対した議案が可決されるのは目黒区議会史上画期的出来事です。
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