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■391号 廃止の1点で共同を
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世論広げて
5月24日、中目黒駅頭で後期高齢者医療制度の廃止を訴えて、署名と宣伝を行いました。地域の人たちと7人で取り組んでいると、20代の若い女性3人が次々署名していくなど、現代版「姥捨て山」といわれる差別医療制度への年代の違いを超えた怒りの広がりを実感しました。
共同申し入れ
目黒区議団5人は、翌日の25日と合わせて5か所で宣伝と署名に取り組み、ダイエー前では、一時署名まちの列ができるほどの盛況ぶりでした。
区議団では、いま医師会や老人会などさまざまな団体・個人への共同の申し入れや懇談を広げています。
野党4党で廃止法案提出
野党4党は、23日参議院に廃止法案を提出しました。与党による中途半端な見直しでは、いのちと健康を差別する根本問題は解決しません。
6月定例会で
6月17日から区議会が始まります。後期高齢者医療制度の問題は、政治のあり方と税金の使い方の根本を問う問題です。
私は、一般質問の第1の柱に後期高齢者医療制度の問題を据え、区長選後、初めての定例会で、区長の政治姿勢を真正面から質します。
まだ賛成か
区長は、3月「今般の医療制度改革は国民皆保険を持続可能とし、質の高いサービスが受けられるためのものであ」ると明け透けに答弁するとともに、区長選の公開討論会では、この制度に賛成の態度を明確にしました。
廃止を政府に求めよ
廃止の動きが広がる中で、制度そのものの廃止を政府に求めるべきではないか、と質問し区長に迫ります。
また、区独自の保険料軽減策、医療費助成など負担軽減、医療証取上げ問題も質問を予定しています。
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