森美彦 日本共産党目黒区議会議員 葉っぱ
モリモリ区政報告 地域の話題 活動と実績 区政資料室 プロフィール 私の趣味
開発優先からくらしをささえる清潔な区政へ top back

森美彦のモリモリ区政報告

385号 くらしを支援しようという思いがない



 新年度予算審議が3月14日から始まり、予算特別委員会で総括質疑を行いました。

かつてない生活困難の中で

 貧困と格差が広がって、区民の生活困難はかつてないほどです。
前年度は、定率減税の廃止の影響だけでも10億円、連続的な税制改正による全体的な影響は27億円に上ります。さらに、これに医療、介護、福祉の雪だるま式の負担増が重く圧し掛かります。また、昨年来の物価高騰がくらしの厳しさに拍車をかけています。
 こうした中で、区長は、区民の暮らしの実態を十分に踏まえたのかどうか。そして、その結果として、生活困難に十分手を打ったと考えているかどうかを質しました。

「十分だ」と区長

 区長は、(くらしへの対応は)「十分であるという認識を持って議会に提案している」と豪語しました。
 しかし、新年度予算案には、区長のくらし支援の思いは到底感じられません。それどころか国や都の負担増路線と軌を一にして区民いじめの「行革」まっしぐらです。

追い討ちはやめよ

 区は、新年度予算で最も支援の必要な生活保護世帯への見舞金を全廃します。今年度は一人暮らしの低所得高齢者への電話代補助を廃止し、個人事業主への生業資金貸付などを廃止したのも青木区長です。生活困難に追い討ちをかけているというにふさわしい実態です。くらし支援策のカットだけでも青木区長になって数十億円規模です。こうした追い討ちやめよ、という私の質問に、「追い討ちなどと思われているのなら、人徳のないところだ」などと答え、区民に負担を押し付けている自覚がまったくありません。


インデックスに戻る