森美彦 日本共産党目黒区議会議員 葉っぱ
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森美彦のモリモリ区政報告

382号 人間らしい労働を



定例会はじまる

 区民の厳しいくらしの実態、切実な要求をかかげた論戦が始まりました。29日の代表質問に続いて、3日と4日は一般質問が行われます。
 国会では、志位和夫委員長がキャノンを始めとする民間企業での人間を使い捨てにしている派遣労働の深刻な実態をとりあげ、人間らしい働き方への転換を迫りました。

公契約条例を

 区議会では、岩崎議員が、公契約に関わって、人間らしい賃金と労働条件を保障する条例の制定を区長に迫ります。
 公共工事を担う建設職人の労働実態も厳しいものがあります。また、指定管理者として目黒区の福祉業務の管理運営を行っている外郭団体のなかでも、3年間で5億円にも上る補助金のカットによって、人員削減や非正規雇用への置きかえによる人件費の抑制で労働条件の大幅な悪化が深刻化しています。

実態の把握を

 区が委託している事業者や建設業者、および指定管理者で働く人たちを対象に、賃金、労働条件がどうなっているかアンケートなどを実施し、実態を把握すること。

指導文書の作成を

 公共工事での適正な賃金の支払い、労災事故の防止、雇用通知書による雇用関係、労働条件の明示の徹底、週40時間労働、有給休暇取得の保証など、労働者保護対策を求める文書を盛り込み指導すること。
 建設業退職金制度に加入しているかどうか下請け業者までチェックし、証紙貼付の実績報告の提出を事業者に義務付けること。

区内全企業に

 受託業者だけでなく、区内の企業にも、区の指導文書を毎年送付し、意識づけをはかること。


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