森美彦 日本共産党目黒区議会議員 葉っぱ
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森美彦のモリモリ区政報告

363号 75歳から高い保険料



後期高齢者医療

       
 自民・公明政権が強行した「後期高齢者医療制度」が来年4月から実施されようとしています。
 75歳以上の人は、国民健康保険などから抜け「後期高齢者」だけの新保険制度に加入します。

平均15万円

    
 現在、子どもの扶養家族なら保険料負担はゼロですが、全員が保険料を支払うことになります。
 保険料の額は、東京の場合、年額平均15万5千円と試算されました。
例えば、年金の年収が239〜270万円の人は、現在の国民健康保険料は、9万2140円ですが、来年4月からの保険料は、17万2000円になります。あまりの高さに「高齢者は死ねというのか」「いったい誰が決めたんだ」と驚きの声が広がっています。

保険証取上げ

    
 年金額が月1万5千円以上あれば年金「天引き」です。それ以下の所得の人にも月1166円がかかり、払えなければ保険証がとりあげられ、短期証や資格証明書にかえられようとしています。

70〜74歳も


 75歳未満の高齢者の負担も増えます。70〜74歳の医療費窓口負担が1割から2割に引き上げられます。(一定以上所得がある人はすでに3割負担になっています。)
 また、昨年70歳以上に実施された療養病床の食費・居住費負担増が65〜69歳に拡大されます。

全面見直しを

    
 こんな負担増は、絶対に止めさせなければなりません。4月実施を凍結させ、制度の全面見直しを実現させましょう。


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