森美彦 日本共産党目黒区議会議員 葉っぱ
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森美彦のモリモリ区政報告

336号 2007迎春 くらしの声が政治を変える



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政治を動かす力

 今年は、4月に都知事選と区議選、7月には参院選が行われます。政治の流れを大きく変える年にしたいものです。
 庶民増税と年金、医療、介護、雇用、障害者福祉の改悪で、貧困と格差の広がりは耐え難いものになっています。
 私のところに寄せられる生活相談も、多重債務や生活保護申請の相談が増えています。日本共産党の活躍で、問題の温床になっている「グレーゾーン金利」を撤廃する歴史的な法改正が実現しました。サラ金業界から献金を受け、法案の骨抜きをはかった与党議員の巻き返しをはねのけながらの実績です。金ほしさに政治を腐らせ歪める議員を許すわけにはいきません。

オール与党のおごり

目黒区議会では、政務調査費の不正使用問題が全国的にテレビや新聞、週刊誌で報道されました。自民、公明、民主、社民などによるオール与党体制が長く続き、数の力によるおごりが、政務調査費の私的流用を長い間温存させてきました。

清潔公正をリード

日本共産党区議団は、1993年以前から収支報告には領収書を自主的に添付してきました。領収書のコピーの添付を義務付けたのは23区でトップです。今度の不祥事は、道義的にも法的にも許されない公明党による領収書の偽造も明らかになりました。このため、再発防止策の一つとして収支報告には領収書の原本を添付する改善を実現させました。12月26日に臨時本会議を開催し、第3者機関を設置し、全議員のチェックをすることや、政務調査費の使途基準や減額の提言を受けることなどを議決しました。これを受けて、3月議会で抜本的な条例改正を行うことになりました。

くらしの声を代弁

 オール与党体制のもとでも、日本共産党区議団は、「反対ばかりの党」どころか、最も多くの建設的な提案を行ってきました。
最近では、税制改定の影響から区民生活を守るためのさまざまな対応策を提起し、一歩一歩実現させています。区として来年度予算編成の中で検討する、という方針を引き出してきましたが、1月11日の予算原案の発表を待たなくてもできるくらし応援策を提起しました。
 要介護度が軽度・中度の人でも障害者控除が受けられるように認定対象を拡大すべきではないかと、11月定例会の一般質問で取り上げ実現することができました。

背を向けるオール与党

 議員提案権を活用して、子どもの医療費の対象拡充を条例提案したときに、オール与党は反対しました。また、区立保育園の民営化についても、9割に上る保護者が反対しているにもかかわらず、その声に背を向けているのもオール与党です。
 そもそも、区民の税金である政務調査費を不正使用する議員たちに税金の使い方語る資格はありません。税金をまともにくらしや福祉のために使おうという姿勢はありません。
 区民の暮らしの声を本当に大切にする区政を実現するために全力でがんばります。
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地域の課題も山積

 地域の課題も山積しています。大橋ジャンクションの工事は、最高の高さがわかるところまで立ち上がっています。区立の屋上公園を整備する予定ですが、まともに吸える大気浄化をしないととても子どもやお年寄りの憩いの場にはなりません。

首都高に要請

 12月14日には首都高本社に乗り込み、田村智子参院候補と一緒に交渉しました。リアルタイムで換気塔から吐き出す大気の状況がわかるよう表示板を外部に設置するよう要求しました。
 あおば生命跡地の超高層ビル計画は、146mで建築審査会にかかり、新たな段階を迎えています。大橋周辺に超高層マンションが乱立する状況は、まさに開発優先のオール与党政治がつくりだしてきたものにほかなりません。

住環境守るためにも

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 旧アートコーヒーに隣接して計画されている22階80mのマンション計画も異常です。中目黒と大橋の超高層ビルの中間地点の東山にランドマーク的なものができることは地域の発展につながるとディベロッパーは主張します。しかし、周辺住民の日照権や景観権は極度に侵害されます。このような巨大ビルが建てられるようになったのも建築基準法の規制緩和を自民、公明、民主などが国会で賛成し法律を改悪してきたからでした。
 地域問題を解決し、住環境を守るためにも、政治の流れを変えなければと痛感します。




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