森美彦 日本共産党目黒区議会議員 葉っぱ
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森美彦のモリモリ区政報告

330号 子どもの虐待をなくすために



 11月20日に行う石川議員の一般質問は、「育児不安を解消し子どもの虐待をなくすための子育て支援について」です。

児童相談は増加の一途

 悲惨な子どもへの虐待が後を絶ちません。全国の児童相談所に寄せられる児童虐待相談件数は3万件を超えています。目黒区でも、子育てに関わる相談件数は増え続けており、その中には虐待に関わる内容も含まれています。保護者の養育能力の低下が言われていますが、個人の資質の問題と片づけられるものではありません。
 育児情報はたくさんあっても、目の前の子どもに、どのように対応してよいのか分からず、不安が募りストレスが重なり、小さな子どもへの暴力となり、抑えることが出来ずエスカレートしていくという状況が誰にでも起こりうる環境にあります。

1、子育てひろばの拡充について

 区内には子育てひろばが、5カ所あります。核家族化が進む中で、母親は子どもと過ごすことが不安で、赤ちゃんを抱えやってきます。子育てひろばは、子どもの遊び場であると同時に、母親にとって同じ世代同じ悩みを持つ、仲間との交流の場となっています。さらに保育士など専門家からのアドバイスを受けることもでき、子育てのよりどころとなり、年々多くの親子が利用しています。子育てひろばが、母親の不安を取り除き、虐待防止の大きな力になっているのです。児童館・住区センターなどの活用を含め身近なところに、子育てひろばを拡大整備すること。

2、365日子育て電話相談窓口の開設について

 現在、子ども家庭支援センターなどで、子育て電話相談が行われていますが、電話相談は、虐待防止のための重要な入り口です。電話相談をさらに拡大し、24時間365日体制で行うこと。

3、一時保育などの緊急サポート事業について

 理由を問わずに利用できる一時保育は認証保育園しかありません。育児に疲れた保護者が利用するには、体制が弱い状況です。専門的な知識を持ち、かつ経験豊かな職員の助言を受けることのできる体制を確保し、育児に疲れたときに一時保育などができる緊急サポート事業を実施すること。


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