森美彦 日本共産党目黒区議会議員 葉っぱ
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森美彦のモリモリ区政報告

323号 いのちと健康にも格差社会



医療改悪10月から3割負担に

 10月から「現役並所得」の70歳以上の窓口負担2割から3割への引上げ、70歳以上の入院食費・居住費の負担増、「混合診療」の拡大、2008年4月からは70歳から74歳の窓口負担1割から2割への引上げ、65歳から69歳の入院食費・居住費の負担増などの医療改悪が高齢者の負担を増やします。自民、公明が強行成立させた医療改悪法にもとづき2008年4月からは、75歳以上の高齢者を対象にした新たな医療保険制度(後期高齢者医療制度)がスタートします。

75歳以上から年金天引きで保険料徴収

 すべての後期高齢者が、介護保険と同様の「年金天引き」で保険料を徴収され、保険料は、高齢者数の増大に応じて自動的に値上げされます。保険料の滞納者は保険証を取り上げられ、「短期証」「資格証明書」が発行されます。
 また、後期高齢者は、診療報酬も他世代と「別建て」にされます。「後期高齢者の心身の特性にふさわしい診療報酬体系」を口実に診療報酬を引き下げ、「手抜き医療」になる危険があります。

住民の声が届くしくみに

 後期高齢者医療制度の運営主体は、新たにつくられる「広域連合」です。都道府県単位で全市区町村が加入するという仕組みですが、「国いいなりで保険料をとりたて、給付を抑制するための出先機関になる」「住民や高齢者の声が届かない」など多くの問題があります


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