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■316号 空き地の適正管理を/指導要綱できる
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8月9日の都市環境委員会に、「空き地の適正管理に関する指導要綱について」報告がありました。
空き地が目立つ
最近は、空地が目立つようになってきました。私が受けた生活相談のなかに、空地や空家の苦情や不安を抱え困惑している、近隣住民と持ち主の双方からの相談が増えています。
指導要綱できる
要綱をつくる背景は、空き地は所有者や管理者が適切に管理を行うべきものであるが、現実には管理が適切に行われていないために住民から雑草等の繁茂、害虫の発生、ごみの不法投棄、防犯上の危倶、火災の危険などの苦情が区に寄せられている、という状況がありました。
そこで、要綱をつくって、所有者、・管理者に空き地の管理を適正に行うよう促すことにより、近隣住民の空き地に関する不安を解消し、生活環境を保全することをねらっています。
雑草、害虫、ごみ・・・
要綱の骨子は、区長は、空き地の適正な管理の啓発を行うこと。所有者等は、空き地を適正に管理し、雑草等の繁茂、害虫の発生、ごみの不法投棄等が生じないよう努めること。空き地に関し区に苦情申し出があった場合、区は現地を調査し、近隣住民の生活に支障があると認めるときは、所有者等に適正な管理を行うよう働きかけること。空き地に関する申し出の処理にあたり、下記に示す関係を各課が主体的に受け入れ、必要な関係課と連携して処理に当たること、としました。
各課の役割分担
各課の役割分担と連絡体制は、「環境保全課は、空き地内の雑草等の繁茂、本要綱の事務」「ごみ減量課は、空き地内のゴミの放置」「生活衛生課は、空き地からの害虫、ねずみ等の発生」「生活安全対策室は、空き地に関する生活安全上の配慮」「道路管理課は、空き地の雑草等による通行の支障」「区民の声課は、空き地に関する区民の声の処理」「防災課は、空き地に関する防災上の配慮」となっています。
空き地に関する連絡調整等のため、随時連絡会を開催し、関係課との情報交換を行う他、火災
予防の要望、防犯上の危倶がある場合等、関係官公署に連絡する必要がある場合は、適宜連絡を行うことを規定しました。
施行期日は、8月1日です。
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