■３０９号　「なぜ住民税がこんなに多いのか」と怒り噴出

２２日に行った、私の一般質問の税制改正問題については、以下の通りです。 区に問い合わせが殺到 　最後は、税制改定の影響緩和策についてです。 　税制の改定を反映した住民税の通知が、先日送付されました。「年金は減らされているのに、なぜ住民税が大幅に上がっているのか」という問い合わせが連日税務課に多数寄せられています。また、今週からは、国保料関係の問い合わせも殺到しています。 雪だるま式負担増 　とりわけ、住民税が非課税から課税になったお年寄りへの影響は、これまで指摘してきたように、増税だけではすまず、連動して国保料や各種利用料・使用料の負担が雪だるま式に増え、高齢者のくらしに大きな影響がでています。 負担軽減策を目黒でも 　こうした区民のくらしを支えるために、台東区では、在宅介護サービスをはじめ、高齢者・障害者に関る１５の福祉サービスに対して、激変緩和策を実施しました。新宿区では、「区民のくらしを支える」ために、福祉１２事業をはじめとするすべての事業を対象に、税制改正等影響緩和策が講じられました。 　目黒区では、４月からホームヘルプサービスを含む全種類の在宅サービスに低所得者への負担軽減策を実施していますが、税制改正による影響で対象から外れた区民への対応策は打たれていません。 「適切な対応」を 　区長は、３月議会で、「社会福祉制度の本人負担額算定などに直結していることから、極めて広範な影響があるものと認識している。 ……区民生活の実態を注意深く見守りながら、区としての適切な対応を図っていきたい」と答弁しましたが、一日も早く、介護利用料をはじめ、高齢者・障害者に対する福祉サービスに関る激変緩和策・生活支援策を行うべきではないかと思いますがどうか。