森美彦 日本共産党目黒区議会議員 葉っぱ
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森美彦のモリモリ区政報告

304号 ぜん息は悪化 深呼吸できる空気を



「風の道」の成功を

 目黒区は、2002年7月に、目黒区環境基本計画をつくり、「風の道」づくりを優先的に取り組むべき重点プロジェクトとして位置付けました。中央環状新宿線・品川線による大気汚染の深刻化から目黒区民の健康を守る上でも、重要な取り組みとして、当時環境審議会の委員だった私は、熱心にこのプロジェクトの成功を訴えたものです。また、前回の区議選で私の公約にも加えたものです。
 「風の道」づくりは、公園、緑道、農地などのまとまりのある緑や河川、池などの水辺と、街路・住宅地の緑化、建物の屋上緑化等によりつくられた緑とのネットワーク化を進め、涼風の通り道を確保することを目指しています。
 「風の道」づくりの目的は、ヒートアイランド現象の緩和、地域における二酸化炭素の吸収源対策、大気汚染物質の拡散と吸収、自然とのふれあいの場の創出、野鳥・魚類などの生きものが生息する場の提供などがあげられます。

緑と水辺と生きもの  「都市再生」の名で超高層ビルが異常に増え、鉄とコンクリートと排気ガスの街づくりが進んでいるからこそ、その対極としての緑と水辺と生き物にあふれたおいしい空気を深呼吸できる街づくりをすすめるプロジェクトです。
 そのために、大橋ジャンクション部を緑で覆うことや大気浄化システムなどの環境対策、大坂橋から渋目陸橋までの環6の緑化歩道整備、目黒川とその周辺の生態系復活、東山公務員宿舎跡地の自然環境を大切にした公園計画、蛍が飛び交うような駒場の自然環境を守り復活させ育成することなど具体的な課題を推進させたいと考えています。

大気汚染による健康被害

 目黒区の大気汚染状況は、ひどくはなっていないまでも悪いレベルで推移し続けています。このために、目黒区小中学生のぜん息の罹患率は悪化傾向です。自然環境を増進することは、健康を増進することでもあります。

添付ファイル】 目黒区小中学生のぜん息罹患率の推移

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