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■301号 保育園民営化反対の声大きく
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第2田道保育園をはじめ3つの区立保育園の民営化計画が進められています。
長年の努力を否定
目黒区の保育水準は全国1といわれています。よりよい保育めざす保育関係者の長年の努力と運動で正規職員を積み上げてきたからです。
民営化は、安上がり保育のために人件費を削るのがねらいであり、すばらしい目黒の保育を一気に突き崩すものです。
労働の劣悪さが
実際、昨年民営化された練馬区の保育園では、ピジョンという大手育児産業が参入していますが、委託の準備期間である3月までの4ヶ月の間に、職員の3分の1にあたる8人の保育士が退職するという異常事態が起こっています。
大量退職の原因として、区は「朝や夜などに短時間だけ勤務する非常勤の保育士を十分に採用できず、常勤の負担が大きくなっていたようだ」と分析しています。
結局子どもが犠牲に
目黒区は保育園を民営化しても、「区と同じ数の職員を配置する」と強弁していますが、行政が委託先に十分な指導ができなければ、その保障はありません。
保育サービスよりも結局効率化が優先され、結局子どもが犠牲にされるのが民営化の実態です。
区議会では、民主党は、学校給食をはじめとする民営化推進の先兵の役割を果たし、公明党は、労働組合の活動にまで干渉を加え、民営化に反対する住民と職員の運動をことごとく妨害する役割を果たしてきました。
民営化ノーの声大きく
これまで住民の長年の運動によって築いてきた目黒の保育の水準を守るために、大きな反対運動を繰り広げることが私たちの緊急の課題となっています。「民営化ノー」の声をしっかり示し、ストップさせようではありませんか。
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