森美彦 日本共産党目黒区議会議員 葉っぱ
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森美彦のモリモリ区政報告

297号 JR跡地の活用方向示される



 都営住宅に隣接するJR跡地は、10年程前に国鉄清算事業団から都と区が半分ずつ買収し、都は、都営住宅101戸を建設し、区は、高齢者福祉住宅や障害者福祉住宅など公共住宅を建設する構想からスタートしました。
 その後、都が都営住宅の新規建設は行わない方針に転換すると、目黒区も福祉住宅建設を実施計画から外してしまいました。以来、この土地は活用されないまま放置されてきました。

高齢者福祉住宅20戸

 日本共産党区議団は、一貫して福祉住宅の建設を訴え続けてきましたが、目黒区は、この程JR跡地の活用について、区民住宅を10戸と高齢者福祉住宅を20戸実現する方針であり、買い取った方がとくか、借り上げ型がとくかは、国の補助金を勘案しながら検討していくことなどを明らかにしました。

低層の街並みに

 まちづくりのイメージとしては、崖地の豊かなみどりを生かす、高層化は避け低層の美しい街並みにする、代官山から中目黒にかけての人の回遊性を生かす、などが都区で合意した考えであること。都は、先行まちづくりプロジェクトの地区指定を行ない、民間を活用した誘導を図ること。区は、定期借地権によるまちづくりをすすめるため、コンサルタントの力も借りながら実施方針を作ることなどが示されました。
 JR跡地の活用については、さまざまな思惑が渦巻いているようですが、区民の切実な要望である高齢者福祉住宅が早期に建設されるよう引き続き働きかけていきます。



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