森美彦 日本共産党目黒区議会議員 葉っぱ
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森美彦のモリモリ区政報告

292号 実施計画改定で大いに意見を



目黒区はいま、2月28日まで実施計画改定に対する区民や団体からの意見を募集しています。
1月25日付「めぐろ区報」を読んで次のような問題意識をもちました。

区民意見を無視するのはやめよ

 その1つは、「区民の安全・安心の確保、少子高齢化への対応、環境問題への取り組みなど、緊急に対応が必要な区政の課題に優先的・重点的に取り組む」としているが、このことが本当に貫かれるのか、ということです。
 青木区長は、現行実施計画に対し(保育園の民間委託や学童保育の有料化はやめてほしいなどの)区民意見を無視して前区長が策定した内容を無批判に継承し、どんなにたくさんの区民意見が出ても「数の問題ではない」と切り捨てる姿勢をとりましたが、このような姿勢は改め、区民意見を基本にして策定することを求めます。

聖域なく改定せよ

 その2は、既存事業の見直しも含め、施策の効率性、有効性、優先性を重視し、財源を有効活用するとしているが、くらし福祉など区民施策向上を第1にしているか、という点です。
 実施計画事業の財源を確保するために行財政改革を行なうが、都市計画関連事業が実質的に除外された場合、その対象は、もっぱら健康福祉分野中心とならざるを得ません。都市計画マスタープランの内容そのものに対しても自由な意見を求め、修正変更を行なうことを求めたいと思います。
 行革プランについても区民の意見を求め、自治体のあり方を変質させる内容になっているのではないか、くらし福祉を守る立場から修正変更を加えることを求めます。

実質が伴う住民参加の保障を

 その3は、今後より多くの方の意見を反映させながら改定作業を進めていくというが、実質が伴う住民参加が保障されるかという問題です。今回の改定を「自治基本条例」の制定に向けた取り組みとして住民参加のあり方を抜本的に改善することを求めます。
 みなさん大いに意見を出し実施計画に住民意見を反映させていきましょう。


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