森美彦 日本共産党目黒区議会議員 葉っぱ
モリモリ区政報告 地域の話題 活動と実績 区政資料室 プロフィール 私の趣味
開発優先からくらしをささえる清潔な区政へ top back

森美彦のモリモリ区政報告

286号 2006年くらしの声を大切に生かす



増税反対に共感

 12月24日夕方、大橋丸正前で庶民増税反対の街頭宣伝を行いましたが、買物する人たちの共感が伝わってくるのを感じました。
総選挙では自民党に入れたが勝たせすぎた。増税や医療改悪が心配だ、という声が広がっています。

広がる所得格差

 目黒区でも貧困の広がりと所得格差の拡大が進んでいます。目黒には、88の丁目がありますが、町丁目別納税者1人あたりの平均納税額を2000年から2004年まで5年間の推移を調べてみました。
 富裕層の多い青葉台2丁目では、区民税の平均納税額が57万円から136万円に、金持ち減税のもとでも2・37倍になっている一方、逆に貧困層の多いある丁目では、12万円から11万円に下がりました。また、南1丁目は、26万円から19万円になりマイナス24%と最も減少しました。

国保料2か月分払え

 納税額の動きのなかに目黒区民のくらしの姿が反映しています。一部の勝組とリストラ、失業、倒産、離婚、自殺、自己破産…生活保護世帯は増加し続け、2005年は、2000世帯を突破しました。
 また、高すぎる国民健康保険料が払えないある業者は、区から2ヵ月分を持ってこないと医療証は渡せないと言われ、質屋通いをしてでも4万円つくらなければならない。これではサラ金の取立てと同じではないかと怒りをあらわにしています。
******************* 

自治体がくらしの防波堤として

 
 2006年度目黒区予算原案が12月28日発表されました。
 小泉「構造改革」という未曾有の庶民いじめ政治のもとで、自治体が区民生活の防波堤の役割を果たせるよう新年の取り組みが始まります。



インデックスに戻る