|
■271号 1/2で2/3の議席 庶民増税・憲法改悪 白紙委任ではない
|
郵政の賛否は半々
小泉首相は、「郵政民営化は…国民も真剣に受け取り、答えを出してくれた」とのべました。
自民党、公明党が合わせて3分の2を得たことをもって、民営化法案に圧倒的支持があったかのようにいっています。
しかし、得票でみると、自公あわせて、比例51・5%(目黒55.1)、選挙区49・2%(目黒53.5)です。賛否半々で答えは一つにまとまっていません。
廃案へ国会共闘を
しかも、首相は、民営化で税金の節約になるとか、民営化すれば税収増になるとウソをつきました。反対論を最初から切り捨てることは許されません。
日本共産党は、廃案をめざし、郵政民営化法案反対で国会共闘を呼びかけています。
白紙委任ではない
小泉首相は、国民が、小泉「改革」全体に信任を与えたかのような発言をしています。
しかし、選挙戦での首相の演説は、郵政民営化一本でした。「改革」の中身である不良債権の早期処理、社会保障の連続改悪、雇用の非正規社員化などが問題になっても、ふれませんでした。
有権者から"自民党に入れたが、憲法改定やサラリーマン増税が心配だ"といった声も出されています。
自民党は、2007年度をめどに消費税を含む税制の抜本的改革をかかげ、11月には、憲法改悪案を出します。
政府は早くも13日、定率減税は全廃と消費税の増税を表明しました。
たしかな野党として
日本共産党は、郵政民営化に反対をつらぬき、庶民大増税、憲法改悪を許さず、たしかな野党としての役割を果たしていきます。
(目黒区の選挙結果)
小選挙区
手塚 51,666 38.1%
星見 11,348 8.4%
小杉 72,479 53.5%
比例区
自民 62,163 45.5%
公明 13,147 9.6%
民主 39,653 29.0%
共産 9,737 7.1%
社民 5,885 4.3%
新日 6,032 4.4%
|
|