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| ＮＰＴ会議開催を知らせる原爆写真展 |
ニューヨークで核兵器の廃絶を要求する１００万人大行動
５月２日からニューヨークの国連で開催されるＮＰＴ（核不拡散条約）再検討会議にあわせ、前日の１日、ニューヨークで核兵器の廃絶を要求する１００万人大行動が計画されています。
これに呼応しＮＧＯが核兵器廃絶のためのアピールを行います。
この行動は、秋葉広島市長と伊藤長崎市長が世界に呼びかけたもので、核兵器拡散の危機は核兵器の完全廃絶でしか解決できないことを強く訴えています。この呼びかけに対し、世界平和市長会議、非核自治体協議会、全国市長会が賛同し、いま全世界で集会参加に向けた取り組みが行われています。
ニューヨーク大行動に目黒からは、青年学生２人が参加します。
上目黒在住の２２才、堂垣内秀昭さんが「東京原水協ニュース」の青年リレートークに寄せた文を紹介します。
一人ひとりの思いを集めてニューヨーク
イラク戦争と自衛隊派兵、さらに憲法を変えてしまおうという動きのなかで被爆６０周年の年を迎えました。私たちは、直接戦争を体験した人たちの孫世代にあたります。じかにそのときの話を聞く機会も少なく、いま起きていることはテレビの中での出来事だという印象も強いと思います。考えあう材料が与えられず、無関心でいさせられている状況もあります。
ＮＰＴ（核不拡散条約）再検討会議の要請団に、目黒からも青年の代表を送ろうという声を受けて、私も参加を決意しました。目黒原水協の会議やとりくみで、新しい世代への期待を感じています。
おととし、初めて行った原水禁世界大会では、平和を求める同じ方向でとりくみをすすめている同世代の多さに驚き、連帯とエネルギーをもって帰ることができました。昨年１１月末には新潟中越地震のカンパを街頭で集め、実際に現地でボランティアも経験しました。一人ひとりの思いを集めて届けることの大切さを実感しました。
目黒原水協あげてのとりくみです。地域の各団体の要請にまわるだけでなく、街頭に出てマイクを持って、核兵器をなくそうという自分の気持ちを表現しながら、署名を集めていきたいです。文字通りの代表として、１人でも多くの人の思いを集めてニューヨークで伝え、そこで感じたことを持って帰ってくるつもりです。
この春に通信制の大学を卒業して、ｗｅｂデザインを学ぶ専門学校に入学する予定です。双方向のメディア（通信手段）を活用して、もっと人とつながれるものにしたい、活動にも生かしていけたらと思っています。
