区民生活無視して 再開発・ためこみ優先の税金のつかい方
このまま続けていいのでしょうか
庶民増税で27億円も増収
なのに
国保料は値上げ
生活保護世帯の見舞金廃止
生活支援ヘルパー派遣の削減
医療・介護・年金などの改悪と庶民増税で区民のくらしは深刻です。目黒区の区税収入は、庶民増税で27億円の増収と史上最高になっているのに、区は、国民健康保険料は値上げ、生活保護世帯のわずかな見舞金まで廃止するなど、くらしに追い討ちをかけています。
自民・公明・民主・社民などオール与党に支えられている青木区政は、これまでの四年間にも「財政難だ」と、毎年福祉を切り捨ててきました。
「財政難」を理由に福祉・教育 バッサリ
・ | 敬老記念品削減 | 1,367万円 |
・ | 心身障害者福祉手当の減額 | 4,789万円 |
・ | 生業資金貸付の廃止 | 2,500万円 |
・ | ひとりぐらし高齢者電話代補助廃止 | 3,040万円 |
・ | 就学援助の対象縮小 | 918万円 |
・ | 生活保護世帯への見舞金の廃止 | 2,625万円 |
・ | 生活支援ヘルパー派遣の削減 | 1,034万円 |
特別養護老人ホームでは… クルクル変わる食事介助者 運営費を3年間で5億円も削減。そのほとんどが人件費。現場では職員の半分が1年契約や非常勤・アルバイトに。職員の入れ替わりが激しい、経験のない職員が増えた、慢性的な人手不足…。その結果、食事介助は毎回違う人、寝巻きに着替えさせる手がないと夜も昼の洋服のまま。 |
一方で、上目黒再開発77億円
ためこみに4年間で141億円
目黒区にはお金がないのではありません。区政にないのは「福祉の心」です。
JR跡地開発
障害者・高齢者などの福祉住宅建設を目的に32億円で購入した区民の土地を、50年以上もタダ同然で大企業に貸し、開発に提供しようとしています。
大橋再開発
超高層ビルの高さを半分に下げてと4千名の署名が寄せられたにもかかわらず、これを無視して都の再開発計画を容認。周辺整備には区が多額の経費を負担しなくてはなりません。
上目黒1丁目再開発
開発で建設されるのは豪華分譲マンションや高額な賃貸住宅。その整備に総額77億円もの補助金を出しています。
目黒区はずっと黒字、税収は史上最高
再開発・ためこみ 優先からくらし応援の頼れる区政に
「福祉の心」をとり戻し、誰もが住みつづけられる目黒に
自治体の第一の仕事は「住民福祉の向上」です。区民のみなさんが求める区政は、くらしを応援する頼れる区政ではないでしょうか。「福祉の心」で貧困克服、高齢者・障害者・子育てを温かく支える区政の実現に力をあわせましょう。
くらし支える緊急対策
医療・介護の充実
高齢者・障害者が住みつづけられるまち
子育て支援の充実
後期高齢者医療制度は中止・撤回を 後期高齢者医療制度(4月実施予定)は、75歳以上の高齢者を対象に現在加入している保険から追い出し、別立ての保険に入れてしまおうというものです。高い保険料は年金から天引きされ、受けられる医療は月6千円(患者負担は1−3割)、一医療機関のみ、定額(包括制)で必要な検査も医療も受けられなくなります。高齢者を差別するこんなひどい医療制度は認められません。中止・撤回を求める声を大きく広げましょう。 |
みなさんと力をあわせ実現しました
2008年度予算案に盛り込まれた施策
日本共産党区議団ニュース 2008年3・4月号 (PDF1,565KB) |